ノンデスクワーク

林業作業

別名・呼称: 山林苗木植付作業員, 山林枝打作業員, 山林下刈作業員, 植林作業員, 除伐作業員, 地ごしらえ作業員(林業), 運材作業員, 間伐作業員, 集運材機械運転工, 集材作業員, 造材作業員, 伐木作業員, 伐木造材機械運転工

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.10 / 5.0 518職種中 398位
体を動かす 3.25 / 5.0 518職種中 30位
外部顧客との接触 2.21 / 5.0 518職種中 464位
正社員比率 38.1% 518職種中 386位
報酬・収入スコア 2.49 / 5.0 518職種中 345位
専門性 3.88 / 5.0 518職種中 120位

仕事の概要

森林を維持管理しながら、育成した樹木を伐採して木材資源を生産する。  林業作業の仕事には、植林がしやすいように整地をする「地ごしらえ」、苗木を植えていく「植林」、苗木の周辺に生えた雑草を刈り払う「下刈り」、節のない木材を生産するために枝を切り落とす「枝打ち」、全体に十分な光と養分がいきわたるように木の本数を減らす「間伐」、最終的に残った大きな木を伐採して収穫する「主伐(しゅばつ)」がある。  作業は、チェーンソーでの伐採や刈払機、枝払いから一定の長さにそろえて切る測尺(そくじゃく)・玉切り(たまぎり)や集積作業までを一貫して行うハーベスタやプロセッサ、集材専用車両のフォワーダなどの大型森林機械の操作、更にはフォークリフト、クレーンなどの操縦により行う。伐採した木材の運搬や、運搬のための林道建設も仕事に含まれる。自然を対象にする仕事なので、季節によって仕事内容も大きく変わる。  自然に囲まれた環境で仕事ができることや、時間の経過とともに植林した樹木の成長がはっきり目で見えることにやりがいを感じる人が多い。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  大型森林機械(ハーベスタ、プロセッサ、フォワーダ(集材専用車両)等)、フォークリフト、クレーン、刈払機、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、工具(のこぎり等の手動工具、チェーンソー、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 14.3%
高卒 59.5%
専門学校卒 9.5%
短大卒 4.8%
高専卒 4.8%
大卒 21.4%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 2.4%
博士課程卒 0.0%
わからない 14.3%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:66.7%
特に必要ない 66.7%
1ヶ月以下 2.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下 19.0%
6ヶ月超~1年以下 2.4%
1年超~2年以下 0.0%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 9.5%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:76.2%
特に必要ない 76.2%
1ヶ月以下 2.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下 7.1%
6ヶ月超~1年以下 2.4%
1年超~2年以下 0.0%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 11.9%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):28.6%/1年超:21.4%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 28.6%
1ヶ月以下 2.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下 16.7%
6ヶ月超~1年以下 16.7%
1年超~2年以下 2.4%
2年超~3年以下 9.5%
3年超~5年以下 9.5%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 14.3%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、森林組合や林業会社等の林業事業体に就職するのが一般的である。公的補助を受けて関連団体が実施する林業の担い手を育成するための公的就職支援事業(「緑の雇用」など)を経由して入職する人もいる。  チェーンソーや刈払機を使用する仕事をする場合には、安全衛生のため公的機関などが実施している講習を受ける。林道建設に役立つ測量士や、ハーベスタなど大型林業機械の取扱い資格、労働安全関連の資格があれば就職には有利となる。  林業従事者数は長期的に減少傾向で推移しており令和2年(2020年)には約44,000人となっている。  林業作業の仕事に新たに就く人は年間で概ね3,000人前後で推移し、直近では3,333人となっている。(2023年時点*1)。約半数が50歳以上で占められていて、様々な職業を経て30代、40代で初めて林業作業の職に就く人もいる。自然が好きで林業をやりたいという気持ちがあれば、学歴や職歴、年齢などの制限は比較的少ない職種といえる。  育林・伐採・運搬など、林業の業務は班単位で作業を行うため、協調性が求められる。 *1 林野庁 林業労働力の動向

労働条件・職場環境の特徴

雇用する林業会社は、北海道、岩手、岐阜、広島等森林の多い地域に多く、個人経営のような、規模の小さい会社の比率が高い。  事務所から作業現場である森林までの距離が遠く、明るいうちに作業を終える必要があるため、林業作業の朝は早い。夏には、仕事内容によって朝5時半頃から仕事を開始することもある。  仕事の機械化も進んでいるが、体力を必要とする。斜面での伐採作業などでは危険を伴うこともある。雇用形態は有期雇用が多く、季節や天候によって仕事の内容や労働時間は変動する。農業との兼業者もいる。  地球温暖化の問題等で森林の保全の重要性は見直されている。また、林業の振興が進められており、木材の自給率は最低を記録した2002年(18.8%)から概ね年々上昇し、直近では43.0%(2023年)となっている(*2)。 *2 林野庁 令和5年度木材需給表