ハイブリッド
老人福祉施設生活相談員
別名・呼称: 支援相談員(介護老人保健施設), 社会福祉士(高齢者福祉施設:相談・助言・援助業務), 生活指導員(老人福祉施設), 生活相談員(老人福祉施設), 生活相談員(有料老人ホーム)
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 3.13 / 5.0 | 518職種中 146位 |
| 体を動かす | 3.02 / 5.0 | 518職種中 74位 |
| 外部顧客との接触 | 4.12 / 5.0 | 518職種中 16位 |
| 正社員比率 | 84.6% | 518職種中 107位 |
| 報酬・収入スコア | 2.40 / 5.0 | 518職種中 383位 |
| 専門性 | 3.48 / 5.0 | 518職種中 273位 |
主な関連免許・資格
社会福祉士精神保健福祉士社会福祉主事任用資格介護福祉士介護支援専門員(ケアマネージャー)
仕事の概要
老人福祉施設に入所あるいは通所している利用者が、快適に、可能な範囲で自立的に日常生活を送ることができるように、相談、援助や連絡調整などを行う。一般的に施設名称を省いて「生活相談員」と呼ばれている。
具体的な仕事としては、新しい入所等希望者に対し施設やサービス等の説明をしたり、相談に応じ、利用が決まれば入所等の契約手続を行う。入所後は、本人や家族の状況を把握し利用者の状況に合ったサービス等について本人や家族と相談を行う。その際、利用者の主治医、介護支援専門員(ケアマネジャー)とも適宜、連絡調整を行う。入所時だけではなく、必要に応じて、本人や家族と面談し、状況の報告、問題があれば解決に向けた対応策の検討を行う。地域の行政機関や保健・医療機関などと連携して支援策を検討することもある。
職場によっては、介護職員が行う介護業務を兼務する場合もある。一方で、施設長や、ケアマネジャーが生活相談員を兼務している場合もある。
また、施設職員の資質向上のため研修、勉強会を企画、実施したり、この職業を目指す学生を実習生として受け入れ、研修を行う場合もある。
更に、地域住民との交流の企画や苦情等への対応を生活相談員が行う場合もある。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン、事務処理ソフト(文書作成等)
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
5.8%
高卒
34.6%
専門学校卒
36.5%
短大卒
9.6%
高専卒
1.9%
大卒
36.5%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
0.0%
博士課程卒
0.0%
わからない
21.2%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:21.2%
特に必要ない
21.2%
1ヶ月以下
3.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下
25.0%
6ヶ月超~1年以下
13.5%
1年超~2年以下
1.9%
2年超~3年以下
0.0%
3年超~5年以下
13.5%
5年超~10年以下
3.8%
10年超
0.0%
わからない
17.3%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:36.5%
特に必要ない
36.5%
1ヶ月以下
3.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下
9.6%
6ヶ月超~1年以下
9.6%
1年超~2年以下
0.0%
2年超~3年以下
1.9%
3年超~5年以下
11.5%
5年超~10年以下
3.8%
10年超
1.9%
わからない
21.2%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):5.8%/1年超:28.8%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
5.8%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
30.8%
6ヶ月超~1年以下
23.1%
1年超~2年以下
11.5%
2年超~3年以下
7.7%
3年超~5年以下
7.7%
5年超~10年以下
1.9%
10年超
0.0%
わからない
11.5%
この職業に就くには(就業ルート)
老人福祉施設生活相談員は、社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格(自治体での勤務に必要だが大学等で指定された科目の修了又は厚生労働大臣が指定する養成機関又は講習会の修了により取得できる。)が必要となるのが一般的である。自治体によっては、介護福祉士や介護支援専門員の資格を有している者も対象となる場合もある。
個々の高齢者の状況をよく理解し、関係者と連携してよりよい援助を実現するための専門性、コミュニケーション能力が重要である。本人や家族と介護職員をはじめとする関係者、関係機関との調整役となることが多く、客観的なものの見方や的確な判断力も求められる。
労働条件・職場環境の特徴
入所又は通所の老人福祉施設に勤務する。老人福祉施設には、老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、老人福祉センター、老人介護支援センターがある。職場は全国に広がっている。生活相談員は、施設の規模等により配置基準は異なるが、施設に必ず1人以上の配置が義務づけられている。
勤務は、仕事が相談、連絡調整及びそれに伴う事務業務が中心であるため、介護業務との兼務等がなければ早朝、夜間の勤務はない。休日については週休2日制だが、土日に固定されない場合が多い。相談、連絡調整に時間がかかり、その後の事務作業を残業で行う場合もある。いずれにしても入所者を担当する場合と通所者を担当する場合で、残業や休日の取得方法等にも相違があり、実状は施設の規定等により様々となっている。
最初にあげた老人福祉施設は全体で5,126 施設(利用者定員156,591人)あり、就業者は38,743人である(2023年10月1日時点*1)。
人手不足が続いている職業であり、欠員補充など中途採用の募集は常に行われており、入職の機会は多い。
*厚生労働省、令和5年社会福祉施設等調査の概況