デスクワーク

診療情報管理士

別名・呼称: 診療情報管理係事務員, 診療録係員, 病歴係

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.16 / 5.0 518職種中 136位
体を動かす 1.93 / 5.0 518職種中 413位
外部顧客との接触 2.34 / 5.0 518職種中 446位
正社員比率 85.7% 518職種中 91位
報酬・収入スコア 2.77 / 5.0 518職種中 230位
専門性 3.52 / 5.0 518職種中 259位

仕事の概要

医療施設には、医師の書いた診療録(カルテ)、看護記録及び各種検査記録など、患者に行った医療内容を一定期間保存しなければならない法律上の義務がある。診療情報管理士はそうした情報を点検・保管・管理し、情報を収集、加工、分析し、必要な情報提供を行う。病院によっては「診療録管理士」とも呼ばれる。  診療情報管理士の重要な業務の一つに、診療録に記載された病名、手術の術式、各種処置をコーディングする業務がある。病名はWHOの国際疾病分類に基づくコーディングを行っている。コーディングされたデータは、診療報酬支払制度にも活用されている。  患者の要請によるカルテ開示業務についても診療情報管理士が関与している。  カルテの電子化により、コンピュータ技術を活用した記録の情報化、情報の精度管理が行われている。業務のデジタル化が進む中で、的確な情報のチェック・管理体制は重要であり、特に診療報酬上での「診療録管理体制加算」の導入は、診療情報の管理が前提となっている。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  パソコン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 0.0%
高卒 8.6%
専門学校卒 60.0%
短大卒 17.1%
高専卒 5.7%
大卒 57.1%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 0.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 11.4%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:11.4%
特に必要ない 11.4%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 8.6%
6ヶ月超~1年以下 11.4%
1年超~2年以下 17.1%
2年超~3年以下 31.4%
3年超~5年以下 8.6%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 11.4%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:42.9%
特に必要ない 42.9%
1ヶ月以下 5.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 8.6%
6ヶ月超~1年以下 8.6%
1年超~2年以下 2.9%
2年超~3年以下 11.4%
3年超~5年以下 5.7%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 14.3%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):5.7%/1年超:40.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 5.7%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 22.9%
6ヶ月超~1年以下 17.1%
1年超~2年以下 11.4%
2年超~3年以下 14.3%
3年超~5年以下 11.4%
5年超~10年以下 2.9%
10年超 0.0%
わからない 14.3%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたり、「診療情報管理士」の資格があると仕事に就く上で有利である。  資格は一般社団法人日本病院会が指定する大学又は専門学校を卒業するか、同法人が実施している通信教育を受け、認定試験に合格すると取得できる。  病院の中で医師、看護師、薬剤師、検査技師などの専門職と直接かかわるため、事務的能力のほかに診療録の内容を理解するために必要な医学知識や、診療録から作成される様々な情報を分析・解釈する能力が求められる。また、診療録の内容を読みとれる読解力、書類の記載漏れを点検する綿密さ、記録を整理保管する正確さ、医師や看護師の協力を得ることができる協調性、情報管理にあたる責任感なども重要である。  更に、医学や関係技術の進歩に遅れないよう勉強し、英語や医学用語のまじった診療録の内容を正しく理解する能力も必要とされる。  我が国の病院の診療情報管理レベルは、病院の規模・経営主体などにより大きな差があるのが現状であるが、医療の高度化や医療機関の社会的責任に対応するため、資格取得後の専門的能力の向上の環境も整備されつつあり、診療情報管理士指導者の認定なども進められている。

労働条件・職場環境の特徴

診療情報管理士の多くは総合病院で働いている。  労働時間・休日・給与など労働条件は病院事務職員と同じ場合が多く、一般的に夜間勤務はない。就業場所は診療録管理室、病歴・図書室、診療情報管理部門などであるが、事務部門の医療情報課や医事課などで働く場合もある。  診療情報管理士として認定団体等に認定されているのは48,595人である(2025年時点*)。  がん登録推進法、医療事故調査などの制度への対応の中でも、診療情報管理士の活躍が期待される。  *一般社団法人日本病院会、ホームページより