ノンデスクワーク

造園工

別名・呼称: グリーンキーパー, ゴルフ場芝植付作業員, 芝植付作業員(造園業), 造園技能士, 築庭作業員, 庭師

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.29 / 5.0 518職種中 364位
体を動かす 3.22 / 5.0 518職種中 38位
外部顧客との接触 2.35 / 5.0 518職種中 442位
正社員比率 28.6% 518職種中 419位
報酬・収入スコア 2.62 / 5.0 518職種中 297位
専門性 3.88 / 5.0 518職種中 120位

主な関連免許・資格

1級造園技能士2級造園技能士3級造園技能士1級造園施工管理技士2級造園施工管理技士造園施工管理技士補玉掛技能講習小型移動式クレーン運転技能講習

仕事の概要

日本庭園や集合住宅等の緑地を設計し又は設計図により工事を指揮監督するとともに自ら作業を行い、完成後はその維持管理を行う。  造園の注文を受けたら、まず、注文者の要望に合わせて図面を作成し、土地の測量、地割(じわり)を行って施工計画を立てる。公共工事の場合など、設計は役所や設計会社が行う場合も増えてきている。  実際の造園工事は、人力やブルドーザーなどの建設機械を使って開墾、切土(きりど)、盛土(もりど)、除草、客土(きゃくど)を行い、地盤を整備することから始める。次に、給水・排水や照明灯など地下配線のための配管やケーブル線を敷地の地下に埋めるが、この作業は専門の業者に委託して行うことが多い。  庭の中に園路を作る場合はその位置を決め、滝、流れ、池を造るため土を掘り下げ、その土を使って地面を盛り上げて山をかたどった築山(つきやま)を造ることもある。石を敷いたり組んだりした後、樹木を植える。植栽に適した時期が樹木によって違うことを考慮に入れ、あらかじめ工期・工程を考えて行う。  植栽と前後して竹垣や東屋(あずまや)など工作物の工事をし、芝や下草、草花の植え込みをしてから整地、清掃などの仕上げをして庭造りを完了する。  また、完成した庭や緑地をよい状態に保つメンテナンス作業は造園工の大切な仕事である。定期的に樹木の剪定(せんてい)、刈込や芝の手入れをし、病虫害の防除や施肥(せひ)、土壌改良などを行う。  近年、造園工の仕事は、庭園、公園、緑地を一から作る仕事よりも維持管理の仕事が多くなっており、定期的な樹木の剪定、伐採、刈込、除草、芝刈りなどを行う機会が多い。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  ブルドーザー、小型移動式クレーン、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 4.1%
高卒 49.0%
専門学校卒 10.2%
短大卒 2.0%
高専卒 0.0%
大卒 26.5%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 2.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 24.5%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:65.3%
特に必要ない 65.3%
1ヶ月以下 10.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下 12.2%
6ヶ月超~1年以下 4.1%
1年超~2年以下 2.0%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 2.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 4.1%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:61.2%
特に必要ない 61.2%
1ヶ月以下 14.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下 6.1%
6ヶ月超~1年以下 0.0%
1年超~2年以下 2.0%
2年超~3年以下 4.1%
3年超~5年以下 2.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 10.2%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):30.6%/1年超:26.5%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 30.6%
1ヶ月以下 6.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下 16.3%
6ヶ月超~1年以下 10.2%
1年超~2年以下 12.2%
2年超~3年以下 6.1%
3年超~5年以下 4.1%
5年超~10年以下 4.1%
10年超 0.0%
わからない 10.2%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高校、専門学校、短大、大学等で、造園、花卉園芸(かきえんげい)や設計、測量、施工法などを学んでから入職する人もいる。  入職後は、現場での作業や技能講習会などで知識や技術を身につけ、経験を積みながら必要な資格を取得し、一人前の仕事ができるようになっていく。関連資格として、厚生労働省の定める技能検定の「造園技能士」や、国土交通省が認定する「造園施工管理技士」があり、造園工事の設計から施工管理までの知識、技能を審査する。  造園工が造園工事の全てを自ら行うことは少ないが、地盤整備などに使用する各種建設機械の運転免許、石組、植栽作業の際の玉掛や小型移動式クレーンの資格が必要である。  屋外作業が主で、樹木の手入れには高所作業などがあるので、一定の体力や平衡感覚が必要である。また、庭園の設計や造園工事全体の指揮監督を行う場合は、美的センスが要求される。植物や石材の特徴や扱い方の知識・関心も求められる。

労働条件・職場環境の特徴

造園業を行っている事業者はほとんどが中小企業で、個人経営も多い。  就業者のほとんどが男性であるが、女性も増えている。定年退職後等に新たに植木の維持管理などの仕事に就く人もいる。  建築・土木の本体工事終了後に造園工事を行うことが多く、前工程の工事が遅れた時には、工期に間に合わせるために残業が必要になることもある。屋外作業が中心なので天候の影響を受けやすい。  以前は造園工が基礎工事、材料運搬から後片付けまで、造園工事全般を行っていたが、工事内容が複雑化するにつれ、専門化、分業化が進んでいる。  技術革新と新しい造園材料、造園資材の開発導入により、屋内、屋上庭園などの人工地盤へと作庭の範囲が拡大しており、工事の対象も個人の住宅庭園から寺社、病院、学校、ホテル、商業施設、テーマパーク、工場、集合住宅庭園、高層ビルへと広がっている。また、都市化の進展に伴い、公園、道路緑化、高速道路のグリーンベルトなど多方面にわたる緑化工事の需要が期待されている。