デスクワーク

ネット通販の企画開発

別名・呼称: ネット通販企画開発事務員

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.35 / 5.0 518職種中 87位
体を動かす 2.38 / 5.0 518職種中 297位
外部顧客との接触 3.35 / 5.0 518職種中 205位
正社員比率 61.3% 518職種中 281位
報酬・収入スコア ― 518職種中 446位
専門性 ― 518職種中 446位

仕事の概要

ネット通販の業務は、「フロント業務」と「バックヤード業務」に大きく分けられる。このうちネット通販の企画開発は、商品の企画や販売促進、集客などの「フロント業務」を担当する。  ネット通販とは、実店舗をもたない通信販売の一形態で、EC(electronic commerce)とも呼ばれている。ECは、法人向け(BtoB)、消費者向け(BtoC)、個人間(CtoC)などの形態がある。この中で、特に消費者向け(BtoC)の取引を「ネットショップ」と呼んでいる。ここでは主に企業が運営するネット通販事業の企画開発の仕事について述べる。  企画開発担当者の役割は企業規模や形態などによって一様ではないが、販売サイトのコンセプト策定、市場のトレンドやお客のニーズの分析、取り扱う商品の販売促進、新商品の企画開発とマーケティング業務などである。  ユーザーからの反応がリアルタイムで入り、結果が数字で「目に見える」形で出てくるため、成功したときの喜びは大きい。失敗したときにも問題点を見つけ出しやすく、すぐに改善につなげることができる。この辺りに魅力を感じている担当者は多い。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  パソコン、スマートフォン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 3.2%
高卒 12.9%
専門学校卒 12.9%
短大卒 3.2%
高専卒 6.5%
大卒 58.1%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 12.9%
博士課程卒 3.2%
わからない 19.4%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:48.4%
特に必要ない 48.4%
1ヶ月以下 3.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下 16.1%
6ヶ月超~1年以下 6.5%
1年超~2年以下 6.5%
2年超~3年以下 6.5%
3年超~5年以下 3.2%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 9.7%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:35.5%
特に必要ない 35.5%
1ヶ月以下 3.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下 6.5%
6ヶ月超~1年以下 6.5%
1年超~2年以下 9.7%
2年超~3年以下 12.9%
3年超~5年以下 9.7%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 16.1%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):6.5%/1年超:32.3%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 6.5%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 29.0%
6ヶ月超~1年以下 12.9%
1年超~2年以下 16.1%
2年超~3年以下 9.7%
3年超~5年以下 6.5%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 19.4%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒の場合は、ネット通販企業かネット通販部門をもつ企業で通販部門に配属、若しくは他部門に配属された後、異動により担当するという形になる。中途採用の場合は、職種を限定した求人がほとんどなので、そのままネット通販部門に配属になるケースが多い。急成長分野であるため、人材不足であり、即戦力が期待される中途採用などの求人は多い。  なお、ネットショップを個人で開業して、食品を販売する場合には食品衛生法に基づく営業許可が必要なように、扱う商品によっては販売の免許が必要なこともある。  ECに関する関心と知識があること、そしてパソコンやスマートフォンなどの情報機器を抵抗感なく使いこなせることが求められる。社内外を含めた組織との連携が欠かせない仕事のため、フットワーク良く横断的なコミュニケーションをとり、仕事を進めていけるプロジェクトマネジメント力も欠かせない。また、社会のトレンドに対する感性、なによりも結果が数字としてすぐに現れる仕事であり、数値の意味を的確に把握し実務に結びつけることができる計数感覚が必要である。

労働条件・職場環境の特徴

ネット通販の運営主体としては、自社製品を販売するメーカー系の事業者、実店舗も運営している流通系の事業者、カタログ販売やテレビショッピングを展開してきた通販系の事業者、オンラインのみの販売を前提に出品や出店企業を集めて運営するECプラットフォーム系の事業者に分かれる。  個人開業をする場合を除けば、基本的に企業の中の職務(仕事)であり、労働時間や給与などの待遇は各社の規定に準拠する。  年齢的には、20代後半から30代、40代前半が中心の企業が多い。扱う商品や事業形態によって異なるが、比較的女性が多く、特に女性ものを扱うBtoC企業の場合は女性の方が多い。  日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は26.1兆円であり、年々拡大している。そのうち、物販系分野(食品、生活家電、衣類、生活雑貨等)をみると15.2兆円、また、EC化率は9.8%と上昇しており、商取引の電子化が進展している。書籍、映像・音楽ソフト(56.5%)、生活家電、AV機器、PC・周辺機器等(43.0%)のように高い値を示すものもある。なお、国内のBtoB-EC(企業間電子取引)の市場規模は514.4兆円、また、EC化率は43.1%と増加傾向にある。(2024年時点*)。ネット通販の仕事については引き続き需要が見込まれる。 *経済産業省 令和6年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)