ハイブリッド
医療用画像機器組立
別名・呼称: 医療用電子機器組立工, X 線応用装置組立工, 超音波画像診断装置組立工, レーザー応用加工機器組立工, 医療用画像機器組立工
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 3.30 / 5.0 | 518職種中 96位 |
| 体を動かす | 2.83 / 5.0 | 518職種中 131位 |
| 外部顧客との接触 | 2.43 / 5.0 | 518職種中 431位 |
| 正社員比率 | 64.3% | 518職種中 268位 |
| 報酬・収入スコア | ― | 518職種中 446位 |
| 専門性 | ― | 518職種中 446位 |
主な関連免許・資格
第1種放射線取扱主任者第2種放射線取扱主任者エックス線作業主任者
仕事の概要
診断用X線装置、X線CT装置、診断用核医学装置、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、超音波画像診断装置、粒子線治療装置などの医療用画像機器を組み立て、試験・調整する。
具体的には、部品組立、部分組立、ユニット組立、総合組立、試験・調整、検査、据付作業、アフターサービスなどを行う。
X線装置の場合は、数多くのユニットや部品から構成されており、工程は多岐にわたる。
主要ユニットである高圧発生器は鉄心とコイル及び整流器からなる。鉄心は硅素鋼板を巻きつけて接着し、それを機械加工したものに1次コイルと2次コイル及び整流器を組み立てて鉄製容器に収め、絶縁油を充填して完成させる。制御器は高圧発生器に電源を供給するもので、計器類やスイッチ、切替機、タイマーなどを組み立てて配線する。作業には各種治工具を使用する。
X線管装置の組立作業では、構成部分である陰極、陽極、陽極回転機構、ガラス管などを組み立ててシールし、排気する。このX線管を容器に収め絶縁油を充填した後、高電圧を加えて安定動作の確認を行う。
透視撮影台の組立作業は、重量物組立であるためクレーン操作や玉掛けの技能が必要になる。
X線TVカメラの組立は、ニッパやペンチ、ドライバー、はんだごてなどを用いて精密な組立と配線を行い、その後に試験をする。
ユニットの組立が完成すると、最後に各構成ユニットを組み合わせる総合組立及び総合試験調整を行って、製品を完成させる。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
治工具、クレーン、ニッパ、ペンチ、ドライバー、はんだごて
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
0.0%
高卒
61.9%
専門学校卒
14.3%
短大卒
4.8%
高専卒
4.8%
大卒
23.8%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
0.0%
博士課程卒
0.0%
わからない
14.3%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:52.4%
特に必要ない
52.4%
1ヶ月以下
2.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下
21.4%
6ヶ月超~1年以下
2.4%
1年超~2年以下
4.8%
2年超~3年以下
0.0%
3年超~5年以下
2.4%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
2.4%
わからない
11.9%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:59.5%
特に必要ない
59.5%
1ヶ月以下
2.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下
14.3%
6ヶ月超~1年以下
0.0%
1年超~2年以下
2.4%
2年超~3年以下
0.0%
3年超~5年以下
0.0%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
21.4%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):16.7%/1年超:14.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
16.7%
1ヶ月以下
14.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
26.2%
6ヶ月超~1年以下
16.7%
1年超~2年以下
7.1%
2年超~3年以下
0.0%
3年超~5年以下
7.1%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
11.9%
この職業に就くには(就業ルート)
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、工業高校や電気・電子・機械・情報などの専門学校、大学等を卒業して入職する人が多い。多くの企業では、計画的に新規学卒者を採用している。一般に募集は学校やハローワークを通じて行われる。中途採用も行われ、募集はハローワークのほか、求人広告なども使われている。
医療機器の中でも放射線を取り扱う職場では、国家資格の「エックス線作業主任者」や「第2種放射線取扱主任者」が必要となるが、入職後に社内教育を経て受験機会を得るのが一般的である。これらの資格を取得すると、医療現場での据付けやメンテナンスの分野での仕事も可能となる。
入職後に職場ごとに研修等が行われるが、医療機器には超音波装置のような携帯・移動型機器から磁気共鳴画像診断装置や粒子線治療装置のような大型機器に至るまで多様な機種があり、組立作業も簡単な作業から高度な技能・技術を要するものまで幅広くある。工学系の基礎知識の他、各種の医療機器に関連する規格(国際、日本、業界)の知識も必要となる。
労働条件・職場環境の特徴
勤務先は医療用画像装置製造メーカーである。
賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。正社員が多く月給制が一般的である。
製造する装置の安全性と信頼性を保つため、清潔で整理整頓が行き届いた職場環境となっている。
医療用画像機器の製造は、電機・電子メーカー、計測器メーカーを母体とする企業が主力だが、最近では、画像技術のデジタル化に伴い、コンピュータメーカーやフィルムメーカーなども参入し、業態が多角化している。
日本の画像医療システムの精度・品質等の技術水準は国際競争力を持っており、グローバルな事業を展開している。今後も診断・治療技術の発展や周辺部品の機能向上によって、新機能製品・改良製品が生まれると予想され、安定した需要が見込まれている。