デスクワーク
医学研究者
別名・呼称: 病理学研究者
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 3.51 / 5.0 | 518職種中 50位 |
| 体を動かす | 2.42 / 5.0 | 518職種中 287位 |
| 外部顧客との接触 | 2.68 / 5.0 | 518職種中 389位 |
| 正社員比率 | 84.9% | 518職種中 102位 |
| 報酬・収入スコア | 3.17 / 5.0 | 518職種中 92位 |
| 専門性 | 4.26 / 5.0 | 518職種中 18位 |
主な関連免許・資格
医師国家試験
仕事の概要
医学研究には、医師として臨床業務に従事しながら研究を進めていく臨床研究と、大学医学部や研究機関において研究専従で研究を進めていく基礎研究がある。ここでは基礎研究者について記述する。(大学教員については「大学・短期大学教員」を参照。)
基礎研究は主として解剖学、生理学、生化学、薬理学、病理学、免疫学、微生物学、衛生学など多くの分野に分かれ、仕事の内容もそれぞれの専門によって大きく異なる。医学は生物学の応用を中心にしながら、物理、化学、工学など幅広い学問領域を総合して進めなければならないため、医学研究者の研究手法も多様である。例えば、病理学や微生物学は顕微鏡を用いて病変を観察するのが大きな仕事である。生理学や生化学は実験動物や培養細胞を用いて実験することが求められる。衛生学は公衆衛生のために社会とつながりを持たなければならず、そのため特に統計的手法が重視される。
いずれの分野の研究者も、それぞれの研究手法を用いて実証的に理論体系を明らかにしていく。研究成果は論文などにまとめて発表する。研究業績は重要な学術誌(特に海外誌)に論文がどれだけ掲載され、どのくらい引用されているかによって評価される。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
顕微鏡、文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
0.0%
高卒
0.0%
専門学校卒
3.8%
短大卒
1.9%
高専卒
3.8%
大卒
41.5%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
32.1%
博士課程卒
62.3%
わからない
3.8%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:26.4%
特に必要ない
26.4%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
3.8%
6ヶ月超~1年以下
1.9%
1年超~2年以下
1.9%
2年超~3年以下
5.7%
3年超~5年以下
20.8%
5年超~10年以下
7.5%
10年超
15.1%
わからない
17.0%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:20.8%
特に必要ない
20.8%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
3.8%
6ヶ月超~1年以下
1.9%
1年超~2年以下
1.9%
2年超~3年以下
11.3%
3年超~5年以下
13.2%
5年超~10年以下
11.3%
10年超
9.4%
わからない
26.4%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):7.5%/1年超:52.7%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
7.5%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
17.0%
6ヶ月超~1年以下
15.1%
1年超~2年以下
7.5%
2年超~3年以下
7.5%
3年超~5年以下
15.1%
5年超~10年以下
9.4%
10年超
13.2%
わからない
7.5%
この職業に就くには(就業ルート)
臨床研究者は診療に当たるため、全て医師国家試験の合格者であり、大学医学部の卒業者であるが、総合科学である基礎研究には異なったさまざまなテクニックを持つ専門家が参加しており、理学部、薬学部、農学部、工学部などの出身者も多い。ただし、大学の研究室で研究する場合には、大学院を修了している者がほとんどである。
公立の研究機関や民間の研究機関、医療機関などで研究をする場合には、公務員試験や採用試験を受けて研究職として採用され、担当分野について専門的に研究を行う。
優れた研究能力だけでなく研究が好きであるということが求められる。科学者として研究倫理を遵守する心構えも必要である。
労働条件・職場環境の特徴
勤務先は大学や研究機関などであり、その多くは都市部に所在している。
男女の比率は男性の方が多いが、女性も増えている。
医学研究者は、大学、公的研究機関では任期制で採用される場合が多い。任期を終えて次の職を得るためには、継続的に優れた研究業績を挙げ続けなければならない。
勤務時間は、週休2日、9時頃~17時頃の勤務が標準だが、研究内容によっては残業もある。裁量労働制やフレックスタイム制をとっているところが多い。
医学研究は、情報科学と並び最も注目され、研究費が集中している領域である。ゲノム創薬ばかりでなく、再生医学も医療を大きく変革しつつあり、基礎医学研究者の果たす役割はますます大きくなっている。産業界でも、製薬企業を中心に基礎医学研究者が求められている。