ノンデスクワーク

訪問介護のサービス提供責任者

別名・呼称: サ責, サービス提供責任者

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.59 / 5.0 518職種中 301位
体を動かす 3.68 / 5.0 518職種中 5位
外部顧客との接触 3.85 / 5.0 518職種中 54位
正社員比率 83.1% 518職種中 121位
報酬・収入スコア 2.39 / 5.0 518職種中 388位
専門性 3.82 / 5.0 518職種中 146位

仕事の概要

訪問介護が適切に行われるよう、サービス内容の管理について必要な業務等を行う。「サ責」と呼ばれることもある。  サービス提供責任者の仕事は多岐にわたるが、重要な仕事のひとつとして、訪問介護計画の作成が挙げられる。介護支援専門員(ケアマネジャー) が作成した居宅サービス計画(ケアプラン)や利用者の日常生活全般の状況及び希望を踏まえて、担当する訪問介護員 等の氏名、提供する介護サービス内容など具体的に記載して作成する。利用者への訪問介護サービスの提供はこの計画書に沿って提供される。  サービス提供が開始された後も、定期的に利用者やその家族と面談を行うなど、利用者の状態変化やサービスへの意向を定期的に把握する。また、利用者本人や家族、介護支援専門員等とともにサービス担当者会議に出席し、利用者の心身の状態及び生活の状況や他の保健医療サービス又は福祉サービスの利用状況等の把握や必要な情報提供を行い、関係機関との連携も図っていく。  その他、サービス提供責任者の業務内容の例としては、サービスの提供にあたっての利用者に関する情報や留意事項の訪問介護員への伝達、経験の少ない訪問介護員等との同行訪問およびサービスの提供や現場での指示などが挙げられる。また、自ら訪問介護員等として利用者を訪問することも少なくない。  事業所の事務作業を担当することもあり、パソコンを使って文書や集計表等を作成するほか、サービス提供実績のとりまとめや介護報酬の請求に関する作業を行う。近年は介護業務の事務処理用に作られた専用のソフトウェアを使用していることもある。パソコンのほか、スマートフォンやタブレットを用いて、連絡やサービスの提供の記録が行われている事業所もある。  人手不足の業界であるため、業務量が多くなりがちであること、クレーム対応や調整など精神的にも大変な部分がある。一方で、介護が必要であっても自宅等に住み続けたいという利用者の希望に沿うことができ、本人やその家族から感謝されること、サービスの提供を通して自らも新しい知識やスキルを身につけていけることがこの仕事の魅力である。 ◇よく使う道具、機材、情報技術  パソコン、表計算ソフト、文書作成ソフト、タブレット、スマートフォン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 7.7%
高卒 58.5%
専門学校卒 40.0%
短大卒 24.6%
高専卒 1.5%
大卒 30.8%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 0.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 7.7%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:7.7%
特に必要ない 7.7%
1ヶ月以下 7.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 38.5%
6ヶ月超~1年以下 13.8%
1年超~2年以下 6.2%
2年超~3年以下 7.7%
3年超~5年以下 9.2%
5年超~10年以下 3.1%
10年超 0.0%
わからない 6.2%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:26.2%
特に必要ない 26.2%
1ヶ月以下 1.5%
1ヶ月超~6ヶ月以下 20.0%
6ヶ月超~1年以下 9.2%
1年超~2年以下 7.7%
2年超~3年以下 6.2%
3年超~5年以下 16.9%
5年超~10年以下 1.5%
10年超 3.1%
わからない 7.7%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):7.7%/1年超:23.1%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 7.7%
1ヶ月以下 7.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 36.9%
6ヶ月超~1年以下 16.9%
1年超~2年以下 10.8%
2年超~3年以下 9.2%
3年超~5年以下 3.1%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 7.7%

この職業に就くには(就業ルート)

新卒採用でサービス提供責任者の職に就くケースは少なく、多くは介護の現場で経験を積んだ上で任用されている。就くための資格要件は、介護福祉士、介護福祉士実務者研修修了者、旧介護職員基礎研修修了者、旧ホームヘルパー1級課程修了者である。  サービス提供責任者としての実績を積んだ後は、事業所の管理者になったり、独立して自らの事業所を立ち上げるケースもある。介護支援専門員や介護福祉士の資格をとり、活動の幅を広げることもできる。  サービス提供責任者になるために必要な資質として、介護の知識やスキルはもちろんのこと、利用者の状態やニーズを正確に把握し、適切な支援を見抜く観察力や緊急時等に速やかな対応するための判断力があげられる。また、利用者、その家族、介護支援専門員、訪問介護員 等など多くの人々との関わりや調整を円滑に行えるようなコミュニケーション力、状況に合わせて臨機応変に物事を調整する柔軟性が求められる。また、事務処理を行う場合には、表計算や文書作成ソフトの知識とスキルが必要となる。

労働条件・職場環境の特徴

主な就業場所は事務所や利用者の自宅等(有料老人ホーム 、サービス付き高齢者向け住宅 等を含む)である。勤務時間は平日の日勤が基本だが、事業所や雇用形態によって早朝や夜間、土日や祝日に出勤するなど変則的な勤務になることもある。  サービス提供責任者は、原則、常勤の役職であり、多くは正社員である。ただし、事業所によっては非常勤の場合もある。就業者の年齢範囲は事業所や介護サービス利用者の属性により違いはあるものの、平均すると40歳代と50歳代で56.9%を占める。男女比は2:8で女性が多い(*1)。 *1 介護労働安定センター2025「令和6年度介護労働実態調査結果」