ノンデスクワーク

しょうゆ製造

別名・呼称: しょう油製造工

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.24 / 5.0 518職種中 377位
体を動かす 2.38 / 5.0 518職種中 297位
外部顧客との接触 3.00 / 5.0 518職種中 305位
正社員比率 81.5% 518職種中 137位
報酬・収入スコア 2.71 / 5.0 518職種中 251位
専門性 3.29 / 5.0 518職種中 328位

仕事の概要

しょうゆ(醤油)工場において、しょうゆを製造する。  製造法は本質的に江戸時代から変わらず、原料処理、製麹(せいきく)、仕込み、圧搾(あっさく)、火入れ、充てんの6工程に大別される。  しょうゆの主原料は、大豆、小麦、食塩である。大豆は、浸漬(しんし)槽で水に浸した後、蒸煮(じょうしゃ)する。小麦は炒って砕く。この大豆と小麦をほぼ等量混合したものに麹菌を純粋培養した種麹(たねこうじ)を加え、高温多湿の麹室(こうじむろ)と呼ばれる部屋で3日間管理すると、大豆と小麦の表面に麹菌が繁殖し、しょうゆ麹が出来上がる。  出来上がった麹に食塩水を加え、タンクに仕込んだものを諸味(もろみ)という。諸味は6ヶ月以上、温度、湿度を調整しながら発酵・熟成させる。これを布に包んで搾るとしょうゆになる。この搾ったままのしょうゆは生揚げ(きあげ)しょうゆと呼ばれ、火入れという加熱工程を経てしょうゆとなり、びん、ペットボトル、缶などに充填し出荷される。  全工程を一貫して行う工場と、圧搾までと火入れ以降を分業して行う工場がある。また、工場の規模によって各工程の機械化の度合いも異なり、あえて昔ながらの手造りを行っている工場もある。  工程の中で最も機械化が難しく、経験とノウハウを必要とするのが諸味の発酵・熟成工程である。この工程では、日々発酵・熟成が進む諸味の状態を見ながら、温度と湿度の調整や攪拌の要・不要などを判断しなければならない。

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 3.7%
高卒 48.1%
専門学校卒 18.5%
短大卒 14.8%
高専卒 3.7%
大卒 55.6%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 3.7%
博士課程卒 0.0%
わからない 11.1%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:40.7%
特に必要ない 40.7%
1ヶ月以下 14.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下 11.1%
6ヶ月超~1年以下 7.4%
1年超~2年以下 3.7%
2年超~3年以下 3.7%
3年超~5年以下 3.7%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 14.8%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:59.3%
特に必要ない 59.3%
1ヶ月以下 3.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 11.1%
6ヶ月超~1年以下 0.0%
1年超~2年以下 3.7%
2年超~3年以下 3.7%
3年超~5年以下 3.7%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 14.8%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):7.4%/1年超:22.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 7.4%
1ヶ月以下 3.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 33.3%
6ヶ月超~1年以下 22.2%
1年超~2年以下 3.7%
2年超~3年以下 7.4%
3年超~5年以下 3.7%
5年超~10年以下 7.4%
10年超 0.0%
わからない 11.1%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校や大学などを卒業後、しょうゆ製造会社に就職する。農芸、発酵を学んだ人はそれを生かせる。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合は、ハローワークと求人広告がほとんどである。  しょうゆ製造業ではしょうゆ単品を製造するだけでなく、しょうゆを主原料としたつゆ・たれ類などの二次製品を併せて製造する企業もある。更に消費者の本物志向・自然志向ニーズから食品開発に対する意欲や、食品衛生についての知識を有する人材が求められるケースもある。  企業や業界には醸造に関する長年の経験や知識が累積されており、関心と意欲があれば入職後でも学習できる機会は多い。

労働条件・職場環境の特徴

地域的に見ると千葉県や兵庫県などに大手企業があり、その他、全国各地に、大企業、中小の企業がある。  しょうゆ製造の大きな特徴は、麹菌をはじめとした微生物を利用することにある。生き物を相手に仕事をするため、出来上がった麹はその日のうちに仕込みを終えねばならないなど、微生物の活動に合わせた就業が必要となる。こうした場合を除けば、労働時間、休日・休暇など、おおむね一般企業と同様である。  原材料処理や仕込み工程は体力を必要とするが、充てん工程はそれほど体力を必要としない。  賃金・所得は企業規模により異なる。大手企業では他の食品製造企業に準ずるのが一般的である。  食の嗜好の多様化や消費生活の変化によって国内消費が伸び悩む一方で、海外からの参入がないことがしょうゆという商品の強みであり、世界的に和食に関心が高まる中、大手企業では、商品の多角化や海外進出を進めているほか、中小企業においても地域特性を生かした商品化戦略を打ち出している。