デスクワーク

税務事務官

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.61 / 5.0 518職種中 33位
体を動かす 2.13 / 5.0 518職種中 363位
外部顧客との接触 3.57 / 5.0 518職種中 123位
正社員比率 94.1% 518職種中 27位
報酬・収入スコア 3.23 / 5.0 518職種中 76位
専門性 3.88 / 5.0 518職種中 120位

仕事の概要

我が国では、納税者が自己の責任において適正な申告と納税を行う「申告納税制度」を採用している。この制度のもとで税務事務官は、主に納税者が提出した申告書の審査、確定した税金の管理・徴収の事務、税務調査などを行っている。また、納税者が適正な申告と納税を行えるように税に関する周知・相談活動も行なっている。  税務事務官は、個人・法人の納税者から提出された申告書について内容を審査し、その結果、調査が必要であると認められれば実地調査を行う。経済の国際化や複雑化に伴って国際取引に対する税務調査も重要となってきており、担当職員が海外に出張することもある。  確定した税金については、期限までに納められているかどうかを確認したり、納め過ぎの税金を還付したりする事務を行う。  確定した税金が期限までに納付されない場合には督促を行う。それでも納付されないときには、納税者の財産を調査の上、差押え・公売等の滞納整理手続をとる。  大口・悪質な脱税者に対しては、捜索・差押え等の強制調査を行う。この強制調査は、裁判所の許可を得て行うものであり、最終的には刑事罰を求めて脱税者を検察に告発する。  税に関する周知活動では、税の意義・役割について国民一般の理解を深めるため、様々な媒体を使った広報活動に取り組んでいる。また、納税者の利便性の向上を図る観点から国税電子申告・納税システム(いわゆるe-Tax)の利用促進のための広報等にも力を入れている。

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 0.0%
高卒 49.0%
専門学校卒 11.8%
短大卒 2.0%
高専卒 0.0%
大卒 68.6%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 0.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 9.8%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:31.4%
特に必要ない 31.4%
1ヶ月以下 2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 15.7%
6ヶ月超~1年以下 19.6%
1年超~2年以下 23.5%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 7.8%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:64.7%
特に必要ない 64.7%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 7.8%
6ヶ月超~1年以下 2.0%
1年超~2年以下 9.8%
2年超~3年以下 2.0%
3年超~5年以下 2.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 11.8%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):2.0%/1年超:51.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 2.0%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 9.8%
6ヶ月超~1年以下 19.6%
1年超~2年以下 11.8%
2年超~3年以下 19.6%
3年超~5年以下 13.7%
5年超~10年以下 5.9%
10年超 0.0%
わからない 17.6%

この職業に就くには(就業ルート)

税務事務官は、一般的には、主として高校卒業者を対象とする税務職員採用試験、大学卒業者を対象とする国税専門官採用試験の合格者の中から採用される。  税務職員採用試験によって採用された事務官は、実際の仕事に就く前に全員が税務大学校に普通科生として入校し、約1年間所定の研修を受ける。普通科卒業後は税務署に配属され、3年間の実務を経験した後に、中等科として3か月間、配属された部門に則したカリキュラムで調査・徴収事務に必要な知識、技能を習得する。更に税務署勤務後もステップアップのために選抜試験を合格した者を対象に「専攻科」、「国際科」、「本科」の3つの研修が用意されている。また、本科を卒業した事務官の中から選考者を対象に更に専門的理論を学ぶ「研究科」も用意されている。  国税専門官採用試験によって採用された事務官は、全員税務大学校で約3か月の専門官基礎研修を受講した後に、採用された国税局管内の税務署に配置される。そこで1年間の実務研修を経た後、約1か月間専攻税法研修を受講し、再び2年間実務経験を積んだ後、約7か月間の専科研修を受講する。その上で、試験を受けて国際科又は専攻科にてそれぞれ4~5か月間の専門分野を学ぶ。あるいは研究員として選考された場合には1年3か月間、税務に関する高度な専門的理論を習得する。  10~15年以上勤めると税理士試験の一部科目免除となり、23年以上勤務し、指定研修を修了したものは試験を受けずに税理士の資格取得ができる。

労働条件・職場環境の特徴

中央の国税庁、主な都市にある国税局や全国にある税務署に勤務する。身分は国家公務員である。  財務省の在職者に占める女性の割合は26.6%(2025年7月時点*)となっており、年々その割合は増えている。  給与は、税務事務官の仕事が高度な専門知識を必要とし、様々な困難を伴うため、一般の行政事務員よりやや高くなっている。  国税庁では国税の申告や納税などの手続をインターネット等で行う国税電子申告・納税システム(e-Tax)の利用促進をしているほか、ICT・AIやマイナポータルを活用し、納税者の利便性の向上を図るとともに、課税・徴収事務を効率化・高度化して、事務運営の最適化を進めている。  また、国際化に伴って、多国間取引の増大や対外投資による海外進出の増加といった形で日本企業の活動が多様化している。こうした動きに対応するため、国税庁では諸外国の税務当局との交渉や海外取引調査、国税局では海外取引調査及び移転価格調査の担当組織を設け、税務署には「国際税務専門官」を設置するなどの対応を行っている。 *財務省 財務省における女性の活躍に関する情報の公表