ノンデスクワーク
消防官
別名・呼称: 救急救命士(消防員), 救急隊員, 消防士, 消防吏員, 消防隊員, レスキュー隊員
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 3.27 / 5.0 | 518職種中 108位 |
| 体を動かす | 3.73 / 5.0 | 518職種中 4位 |
| 外部顧客との接触 | 3.39 / 5.0 | 518職種中 194位 |
| 正社員比率 | 95.7% | 518職種中 17位 |
| 報酬・収入スコア | 3.44 / 5.0 | 518職種中 33位 |
| 専門性 | 3.96 / 5.0 | 518職種中 96位 |
主な関連免許・資格
救急救命士甲種消防設備士乙種消防設備士
仕事の概要
火災や交通事故更に地震、水害などのさまざまな災害現場に急行し、火災の消火や人命救助にあたる。
24時間交替制で消防署に待機し、119番通報による災害発生の連絡を受けて、消防車で現場に出場する。
火災の場合には、ポンプ車を消火栓や防火水槽などの消防水利付近に停め、消防車の中から吸管を伸ばし、吸水を行う。空気呼吸器を背負って建物内に入り、室内を注水しながら、逃げ遅れた人がいないかどうか確認を行う。高所に逃げ遅れた人がいる場合には、はしご車の梯体を伸ばして救出を行う。石油や化学薬品などの危険物火災の場合には、化学車などから泡消火薬剤を使用して消火する。鎮火の後には、焼け残ったものから再び火が出ることがないように、水をかけて完全に消火する。火災現場を検証し、原因の調査なども行う。
交通事故の場合には、救助資器材を活用して事故車両のドアをこじ開けたり、車体を切断するなどして、車内に取り残された要救助者を救出する。水難救助や山岳救助に出動することもある。
出動のないときには、事務処理、機材の整備点検、消火や救助の訓練を行う。夜間には仮眠もとる。
また、火災予防にかかわる消防職員は、ビルや建物などに赴いて火災報知器やスプリンクラーなどの防災設備の設置状況の検査や改善指導を行う。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
ポンプ車、化学車、空気呼吸器、救助資器材、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
0.0%
高卒
60.9%
専門学校卒
23.9%
短大卒
8.7%
高専卒
2.2%
大卒
67.4%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
0.0%
博士課程卒
0.0%
わからない
2.2%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:28.3%
特に必要ない
28.3%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
21.7%
6ヶ月超~1年以下
43.5%
1年超~2年以下
2.2%
2年超~3年以下
0.0%
3年超~5年以下
0.0%
5年超~10年以下
2.2%
10年超
0.0%
わからない
2.2%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:65.2%
特に必要ない
65.2%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
8.7%
6ヶ月超~1年以下
17.4%
1年超~2年以下
2.2%
2年超~3年以下
0.0%
3年超~5年以下
0.0%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
6.5%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):8.7%/1年超:58.6%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
8.7%
1ヶ月以下
4.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
8.7%
6ヶ月超~1年以下
13.0%
1年超~2年以下
13.0%
2年超~3年以下
30.4%
3年超~5年以下
6.5%
5年超~10年以下
8.7%
10年超
0.0%
わからない
6.5%
この職業に就くには(就業ルート)
消防組織は市町村単位で運営されているため、公務員試験(消防職員採用試験)に合格し、採用されることが必要である。採用後は、都道府県などに設置された消防学校に入学し、半年から1年かけて、消防法など消防にかかわる基礎的な知識、消防活動に必要な実務的な知識、消火の技術や機材の扱い方などの実務的な訓練を受けて、各消防署に配属される。危険物や人命救助にかかわる専門的な教育を受けてから、特別な勤務に就く場合もある。
危険を伴う仕事のため、何よりも体力が必要である。そのため、採用基準として、身長、体重、視力などの条件が求められる場合が多い。採用試験の際には、体力検査も実施される。
キャリア形成については、自治体の規模により最大10段階の階級制度がある。必要な勤続年数が満たされると昇進試験を受けることができる。現場での経験を積み、昇進試験に合格することで「消防士」から「消防士長」や「消防司令」などに昇進していく。
労働条件・職場環境の特徴
勤務体制は、交替制勤務と毎日勤務とに分かれる。交替制勤務は、消火活動にあたる職員が交替で24時間勤務にあたる。当番と非番を繰り返し、交替で休みを取る。週の平均勤務時間は38時間45分となる。毎日勤務は、予防にかかわる職員が昼間の勤務にあたる。多くの場合、週38時間45分勤務で週休2日制となる。
待遇については、職務の特殊性や危険性が考慮され、各市町村の条例で定められている。
命をかけて人命を救う職業であり、勤務時間中は気が休まることはない。体力が必要な仕事である。
現在、当番と非番を組み合わせた二部制の勤務が主流であるが、当番、非番、日勤を組み合わせた三部制導入の動きもある。消防本部は全国に720あり、1,716の消防署が設置されている。消防職員数は16万8,898人で、このうち女性は6,705人である。消防職員数は年々増加している(2024年4月現在*)。
*総務省消防庁 令和6年版 消防白書の概要