ハイブリッド

学芸員

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.11 / 5.0 518職種中 151位
体を動かす 2.89 / 5.0 518職種中 112位
外部顧客との接触 3.41 / 5.0 518職種中 182位
正社員比率 69.4% 518職種中 232位
報酬・収入スコア 2.81 / 5.0 518職種中 214位
専門性 4.19 / 5.0 518職種中 39位

仕事の概要

学芸員資格を持った専門職員として、博物館法で定められた博物館や美術館などで、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学についての資料を収集、保管、展示するとともに関係する調査研究を行う。  様々な資料(実物、標本、模写、模型、文献、図表、写真、映像など)を収集し、整理・保存する。資料について専門的な調査研究を行い、解説や目録を作成して展示する。文化財の発掘・調査・研究、動植物の収集など、野外で調査研究活動を行うこともある。調査・分析を通じて発見した新事実などを学会・学術雑誌・出版物などで発表する。  また、常設展示の他にも特別展示、講演会、講座などのテーマを企画、実施する。更に必要な資料や展示物のリストを作成し、館内にない資料や展示物を他の博物館等と交渉して借用し、場合によっては購入することもある。展示物のレイアウト、装飾を指示して会場を設営するほか特別展示に関するポスターを作製したり、インターネットによる情報提供などの広報活動を行う。展示期間中には、利用者サービスの一環として解説等を行うこともある。生涯学習への関心の高まりから、市民のニーズに合う展示の企画など、学芸員の役割は重要になっている。  なお、博物館法上の博物館に該当しない施設では、教員・研究員や専門職員がその職務の一部として学芸員相当の職務を担当している。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 0.0%
高卒 10.2%
専門学校卒 4.1%
短大卒 8.2%
高専卒 0.0%
大卒 65.3%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 46.9%
博士課程卒 26.5%
わからない 0.0%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:36.7%
特に必要ない 36.7%
1ヶ月以下 2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 4.1%
6ヶ月超~1年以下 4.1%
1年超~2年以下 4.1%
2年超~3年以下 2.0%
3年超~5年以下 12.2%
5年超~10年以下 8.2%
10年超 8.2%
わからない 18.4%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:42.9%
特に必要ない 42.9%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 6.1%
6ヶ月超~1年以下 0.0%
1年超~2年以下 6.1%
2年超~3年以下 4.1%
3年超~5年以下 4.1%
5年超~10年以下 10.2%
10年超 6.1%
わからない 20.4%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):12.2%/1年超:57.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 12.2%
1ヶ月以下 4.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下 6.1%
6ヶ月超~1年以下 8.2%
1年超~2年以下 14.3%
2年超~3年以下 8.2%
3年超~5年以下 24.5%
5年超~10年以下 8.2%
10年超 2.0%
わからない 12.2%

この職業に就くには(就業ルート)

学芸員になるためには、原則として博物館法によって定められた資格が必要である。大学で博物館に関する科目の単位取得をし、学士号をもつ人に資格が与えられる。また、大学に2年以上在学し、所定の単位を修得し、3年以上学芸員補の職にあった場合や、学芸員資格認定を受ける方法もある。  資格を取得した上で、博物館等に任用されることで学芸員になることができる。  入職に際しては、公務員等として採用される方法と私立博物館などに就職する方法がある。公務員の場合、自治体の採用試験に合格する必要があるが、最初から学芸員として採用される場合と、事務職員・技術職員から任用される場合がある。私立博物館では、学芸員の有資格者の中から研究業績を認められて採用される場合が多い。  入職後のキャリアについては、主任学芸員や博物館長など学芸員分野での昇進の道がある他、社会教育行政に携わって行政職員としての昇進の道を進む場合もあり、それぞれの自治体で学芸員がどのように位置づけられているか、という点と本人の意思によって決まる。  この職業においては、自分の専門領域に関する研究能力が必要である。更に、自分の専門領域を一般市民や学生へわかりやすく説明する能力も求められる。

労働条件・職場環境の特徴

職場は主に全国各地の博物館にある。  労働条件は、公立博物館の場合は公務員の規定による。一般的に、日曜日と祝日は開館する博物館が多いため、その翌日を休日とすることが多い。専門的職業のため、研究に打ち込む人が多いのも特徴である。  博物館の学芸員は5,581人、博物館類似施設の学芸員は3,817人。これらは年々増加を続けており、過去最多となっている。就業者のうち、専任の学芸員は女性が45%となっている(2021年時点*)。最近では、大学で学芸員の資格を取得できる講座が増え、有資格者数は増え続けている。しかし、博物館の数と欠員募集数が有資格者数に見合うほどはないのが実情で、採用は狭き門である。大学院へ進学して自分の専門分野を確立し、研究業績を認められなければ入職は難しいといえる。 *文部科学省 令和3年度社会教育調査(博物館調査)