ノンデスクワーク

林業技術者

別名・呼称: 山林用種苗技術者, 森林病害虫防除技術者, 普及指導員(林業)

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.68 / 5.0 518職種中 268位
体を動かす 2.28 / 5.0 518職種中 321位
外部顧客との接触 3.15 / 5.0 518職種中 263位
正社員比率 56.0% 518職種中 306位
報酬・収入スコア ― 518職種中 446位
専門性 ― 518職種中 446位

主な関連免許・資格

林業技士林業普及指導員技術士(森林部門)測量士1級林業技能士2級林業技能士3級林業技能士

仕事の概要

森林のもつ多面的機能を持続的に発揮させるため、森林整備や木材利用等を推進する。  森林は、土砂の流出や崩壊の防止をはじめ、洪水や渇水の緩和、水質の浄化、動植物の生息・育成の場の提供、地球温暖化防止のための二酸化炭素の吸収・貯蔵、木材等の林産物の供給、環境教育の場の提供など多様な機能を有している。これらの機能を持続させるため、林業技術者は、森林経営、造林、森林保護、治山治水、林木の伐採、技術開発・普及、木材の加工・利用など、多くの専門分野で活躍している。  林業に関する専門知識や技術を活用し、現地調査を行って測量や標本の採取をしてデータを集める。その上で、森林の管理・経営についての具体的な計画や方法を練り、プランとしてまとめる。計画の実施にあたっては、作業現場に出かけていき、林業作業者などへの監督・指導や、森林所有者などへの普及指導等を行うとともに、担当区域の森林を巡回して生育状況や異常の有無を点検し、森林資源の維持・管理にあたる。  また、木材・紙・パルプ工場において木材やチップの調達・貯材・加工利用などの計画立案に携わる場合もある。  海外で技術協力を行っている林業技術者もいる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 3.8%
高卒 61.5%
専門学校卒 13.5%
短大卒 3.8%
高専卒 3.8%
大卒 48.1%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 5.8%
博士課程卒 0.0%
わからない 1.9%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:26.9%
特に必要ない 26.9%
1ヶ月以下 7.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 15.4%
6ヶ月超~1年以下 7.7%
1年超~2年以下 11.5%
2年超~3年以下 5.8%
3年超~5年以下 3.8%
5年超~10年以下 5.8%
10年超 1.9%
わからない 13.5%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:26.9%
特に必要ない 26.9%
1ヶ月以下 5.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下 11.5%
6ヶ月超~1年以下 9.6%
1年超~2年以下 7.7%
2年超~3年以下 9.6%
3年超~5年以下 1.9%
5年超~10年以下 7.7%
10年超 7.7%
わからない 11.5%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):1.9%/1年超:73.1%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 1.9%
1ヶ月以下 3.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下 3.8%
6ヶ月超~1年以下 7.7%
1年超~2年以下 19.2%
2年超~3年以下 13.5%
3年超~5年以下 23.1%
5年超~10年以下 11.5%
10年超 5.8%
わからない 9.6%

この職業に就くには(就業ルート)

林業技術者は、大学農学部や農業高校の森林、林業、林産関係学科などで専門知識を学んでいることが一般的である。  官公庁に勤めるには、公務員試験に合格する必要がある。民間の場合は、学校への求人などにより入社試験を受けて就業するのが一般的である。  仕事は様々な専門分野にわたっているため、その専門によって必要とされる知識も異なり、植物、特に樹木や森林植物生態学、病理、菌類、昆虫、土壌などの生物関係学、治山・治水・林道などの土木工学、あるいは伐採・搬出などの機械工学、林業経営や木材流通などの経営・経済学、木材工学、木材化学など広範にわたる。関連資格として、文部科学省所管の技術士(森林部門)、国土交通省所管の測量士、農林水産省所管の林業普及指導員、林業技士などがある。官公庁などの場合は、入職してから林野庁の森林技術総合研修所などで更に専門教育を受ける。  林業作業者を指導・監督して仕事を進めたり、森林所有者などへの技術の普及を行うため、指導力・統率力や、協調性、コミュニケーション力が必要である。森林の持つ多面的機能の観点から、調査力、計画力、判断力、公共に奉仕する責任感も求められる。

労働条件・職場環境の特徴

森林・林業、国土保全、環境保全に関係した官公庁(林野庁、国土交通省、環境省)や木材・紙・パルプ会社などで働く。開発途上諸国で熱帯林保全などの技術協力を行う者もいる。  森林や木材を扱うため、農山村地域の近くが職場となることが多い。  就業者の多くは男性であるが、最近では女性の活躍もみられるようになっている。  森林の管理・経営の仕事では、野外での調査・測量作業、林業作業者の指導・監督、森林所有者などへの普及指導が多く、木材工場や技術開発では、施設内での仕事が多い。  地球の温暖化、酸性雨、生物の多様性など地球環境の問題は森林と深いかかわりを持ち、地球環境の保全に森林の果たす役割が大きいことから、今後も林業技術者の知識が求められる場面も多い。