ノンデスクワーク

建具製造

別名・呼称: 障子取付工, 建具木工

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.47 / 5.0 518職種中 327位
体を動かす 2.76 / 5.0 518職種中 156位
外部顧客との接触 2.60 / 5.0 518職種中 399位
正社員比率 66.7% 518職種中 250位
報酬・収入スコア 2.68 / 5.0 518職種中 264位
専門性 3.03 / 5.0 518職種中 375位

仕事の概要

戸・襖(ふすま)・障子(しょうじ)などの木製建具(たてぐ)を製造し、取り付ける。  現在、建築物の外部に面する開口部には金属製ドアなどの建具が使用される場合が多いが、内装に関しては木製の建具が使用される場合もある。一般住宅においては、各部屋の入口の戸、押入、クローゼット等の戸、襖、障子等があり生活には欠かせないものとなっている。  建具は、戸や扉など単体のみを作るだけでなく開口部に取り付けて、はじめて役目を果たすものが多い。したがって仕事としては、製造作業と、取り付け作業に大きく分けられる。製造作業の流れは、まず機械を使って木材を切断し、表面を削ったり穴を開けたりする木工機械作業を行なう。必要に応じてのみ、かんな等の手工具で加工をし、各部品ができたら、接着剤等を併用して建具のかたちに組立てる。表面は、木材の生地のままの場合や、塗装による仕上げ、化粧合板による仕上げ等がある。塗装は建具製造事業所で行なう場合と、現場で塗装業者が行なう場合がある。  取り付け作業は、現場で必要に応じ、電動工具やのみ、かんな等を使って切削等を行い建具の開閉形式によって様々な金物等を取り付けながら行なう。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  木工機械、工具(かんな、のみ、刃物、かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、除じん装置、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 7.1%
高卒 42.9%
専門学校卒 9.5%
短大卒 0.0%
高専卒 0.0%
大卒 26.2%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 0.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 19.0%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:69.0%
特に必要ない 69.0%
1ヶ月以下 7.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下 4.8%
6ヶ月超~1年以下 0.0%
1年超~2年以下 0.0%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 19.0%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:64.3%
特に必要ない 64.3%
1ヶ月以下 7.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下 4.8%
6ヶ月超~1年以下 2.4%
1年超~2年以下 0.0%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 2.4%
5年超~10年以下 2.4%
10年超 0.0%
わからない 16.7%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):21.4%/1年超:28.6%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 21.4%
1ヶ月以下 7.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下 14.3%
6ヶ月超~1年以下 11.9%
1年超~2年以下 9.5%
2年超~3年以下 7.1%
3年超~5年以下 4.8%
5年超~10年以下 4.8%
10年超 2.4%
わからない 16.7%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は、学校やハローワークの紹介という経路をとる。中途採用の場合は、ハローワークや求人広告などにより入職することが多い。建具専門の職業訓練校もあり、職業訓練校で学んだ後に、就職するケースもある。  建具製造の仕事には主材料である木材の性質や刃物、機械、工具、塗料、接着剤、工作法、建築に関する知識等が必要である。また、必要な技能としては、刃物の研磨と調整、加工段取り、機械工具の操作、傷の補修などがあるが、こうした技能は経験を積むことにより習得する。  関連する資格として、厚生労働省が定めた技能検定の「建具製作技能士」があり、資格を取得すると技能の証明として評価される。  指先、手腕が器用であること、形態知覚が優れていることが望ましい。また、建築に関する一般的な知識があれば有利である。

労働条件・職場環境の特徴

建具製造事業所は全国各地にあるが比較的規模の小さな事業所が多い。また、製造に特化したある程度大きな規模の事業所もある。  就業者は中高年齢者が多くなっている。女性就業者の割合が高まっており約25%となっている(2021年時点*)。  雇用形態、賃金、労働時間等の労働条件は、職場によって異なり社内規定による。  業務は建築動向などにより繁閑があり、繁忙期は残業や休日出勤することもある。  建具製造の仕事は、刃物で木材を切断、切削、研磨する作業が多いため、かつては刃物によるけがの危険があり、また木粉じん等が問題とされていた。しかし現在では、直接刃物が手に触れないように機械や工具が改善され、危険度はある程度低下している。木材の切断や加工において騒音はするが、除じん装置の普及で木粉じんが大幅に取り除かれるようになり、職場環境は改善されている。  昨今では、高層住宅が増え西洋式の建築が多くなり、またコストを下げるために規格化された大量生産が増加していることから、建具の需要は減っており、就業者数は減少傾向にある。 *総務省2021経済センサスから