ノンデスクワーク
食品技術者
別名・呼称: 水産食品開発技術者, 清涼飲料開発技術者, 乳製品開発技術者, 缶詰製造技術者, 食品冷凍技術者(開発技術者を除く), 水産食品製造技術者, 製糖技術者(開発技術者を除く), 製粉技術者(開発技術者を除く), 清涼飲料製造技術者, 乳製品製造技術者
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 2.67 / 5.0 | 518職種中 274位 |
| 体を動かす | 2.50 / 5.0 | 518職種中 256位 |
| 外部顧客との接触 | 2.64 / 5.0 | 518職種中 392位 |
| 正社員比率 | 64.0% | 518職種中 269位 |
| 報酬・収入スコア | 2.86 / 5.0 | 518職種中 200位 |
| 専門性 | 3.07 / 5.0 | 518職種中 369位 |
主な関連免許・資格
特に必須とされる特定の免許・資格はありません。
仕事の概要
加工食品の開発、生産工程や品質の管理などを行う。
化学、工学、微生物学などの知識に基づき、原料・材料に何らかの加工処理を行う加工食品の企画開発、生産工程の技術開発、技術指導、検査、作業管理などを担当する。
企画開発担当の食品技術者は、商品化計画及び工場生産・運営計画の二つの仕事を担当している。商品化計画では、消費者のニーズを的確に把握し、そのニーズにしたがって、食品の中身とイメージ、サイズや品質、容量、パッケージ、価格設定などを検討し、商品開発を決定する。
工場生産や運営担当の技術者は、工場の設置場所、工場内の機械・設備の配列や作業の流れ、生産能力などを検討し、開発された商品を生産ラインに乗せる。また、機械の設計や改善計画、経営サイドから見た製品のコストバランスなどの検討も行う。
技術指導を担当する食品技術者は、商品開発に伴って新しい機械を導入したり、従来の機械を更新、改良した場合、現場の監督者に対して機械の技術指導をする。また、実際に工場で働く作業員に対して、作業手順について技術的な指導をすることもある。
検査担当の食品技術者は、品質検査と衛生検査を行う。品質検査では食品の成分組成や色など品質にかかわる理化学的性質を分析機器を使用して検査する。ときには視覚、味覚、嗅覚、触覚など人間の五感を用いて調べる。衛生検査では細菌などの微生物や食品添加物、異物などについて培養試薬や薬品を使って検査する。
工場内での作業管理担当の食品技術者は、生産ライン責任者の指導や製造工程全体の流れをチェックし、必要な改善を行う。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
分析機器
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
4.0%
高卒
46.0%
専門学校卒
10.0%
短大卒
6.0%
高専卒
4.0%
大卒
30.0%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
18.0%
博士課程卒
4.0%
わからない
8.0%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:50.0%
特に必要ない
50.0%
1ヶ月以下
10.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
12.0%
6ヶ月超~1年以下
2.0%
1年超~2年以下
4.0%
2年超~3年以下
2.0%
3年超~5年以下
6.0%
5年超~10年以下
2.0%
10年超
2.0%
わからない
10.0%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:60.0%
特に必要ない
60.0%
1ヶ月以下
6.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.0%
6ヶ月超~1年以下
2.0%
1年超~2年以下
0.0%
2年超~3年以下
2.0%
3年超~5年以下
8.0%
5年超~10年以下
2.0%
10年超
2.0%
わからない
12.0%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):12.0%/1年超:46.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
12.0%
1ヶ月以下
12.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
10.0%
6ヶ月超~1年以下
6.0%
1年超~2年以下
12.0%
2年超~3年以下
16.0%
3年超~5年以下
14.0%
5年超~10年以下
2.0%
10年超
2.0%
わからない
14.0%
この職業に就くには(就業ルート)
入職にあたって、特に、学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、食品メーカー等に就職するのが一般的である。高卒者の場合は農業系、水産系など、大学、大学院卒者の場合は食品化学、栄養学、応用微生物学、農・畜産学、水産学などの学科で、食品に関連する専門的な知識を習得している者が多い。薬学、化学、生物学などの関連分野を学んだ人の採用もある。
入社後は、通常数ヵ月間の研修を受け、この期間に工場の生産ラインを見学したり、製造工程や商品開発から販売までの仕組みを習得する。研修終了後、各部門に配属となる。
食品化学、栄養学、発酵学、生化学、農学、畜産学、水産学など、個々の専門分野についての知識とともに、食品製造の全体の流れを総合的に把握、分析、評価する能力が必要とされる。商品開発を担当する技術者には、味覚・嗅覚に関する鋭い感覚や、斬新な発想力も求められる。生産ラインの作業員と共同作業を行ったり、技術指導を行うことが多いため、指導力や説明力も必要である。
労働条件・職場環境の特徴
勤務先は食品メーカー等である。食品メーカーは消費地に近い大都市圏に多いが、清酒やみそ、しょうゆなどの醸造食品や漬物、水産加工品などの伝統食品を生産する会社は地方にも多い。食品工場の開発部門や製造部門に所属することが多いが、本社や研究所に勤務して、食品の試作や検査のときに工場に出向くという場合もある。大企業では開発・技術指導・検査などの各部門に分かれて技術者が配置されているが、中小企業の場合はいくつかの部門を兼ねていたり、製造責任者が食品技術者を兼ねている場合もある。
賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。食品の種類によっては夏や冬など、ある特定の時期に生産が集中するものもあり、その時期はかなり忙しく、残業も増える。
食品は常に新しい商品を開発していくことが求められるが、最近では、おいしさとともに健康志向、安全性志向が高まり、これらに重点を置いた商品企画が重要になっている。