ノンデスクワーク
果樹栽培者
別名・呼称: 果樹栽培作業員
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 1.90 / 5.0 | 518職種中 437位 |
| 体を動かす | 2.98 / 5.0 | 518職種中 86位 |
| 外部顧客との接触 | 2.28 / 5.0 | 518職種中 457位 |
| 正社員比率 | 8.6% | 518職種中 478位 |
| 報酬・収入スコア | 2.52 / 5.0 | 518職種中 333位 |
| 専門性 | 3.88 / 5.0 | 518職種中 120位 |
主な関連免許・資格
特に必須とされる特定の免許・資格はありません。
仕事の概要
露地の果樹園やビニールハウス等の施設、観光果樹園などで、果物を生産する。
果物にはイチゴ、ブドウ、ナシ、リンゴ、ミカン、桃、サクランボ、柿、ブルーベリーなど様々な種類があり、それぞれに栽培方法が異なるが、開花時の結実管理、幼果時の摘果(てきか)、袋掛け、病害虫防除、土壌管理、収穫、出荷、貯蔵果実の管理、施肥(せひ)、整枝(せいし)・剪定(せんてい)、大型管理機械の保守点検、修理などが主な仕事となる。
このうち、開花時の結実管理、摘果、袋掛けは果樹栽培に特徴的な作業である。果樹の開花時には、受粉、受精がきちんと行われるよう、ミツバチやマメコバチなどの受粉媒介昆虫が働きやすい環境を整える。天候不良時には昆虫の働きが衰えるので、人工受粉を行って結実を確保する。次に、果実が小さいうちに樹についている葉数に合わせて「間引き」を行って果実の数を減らし(摘果)、残した果実が大きく育つようにする。果実が結実してきたら、ブドウ、ナシ、桃等品種により、保護のためにひとつひとつ手作業で袋掛けを行う。
そのほか、スプリンクラーなどを使って病害虫の防除を行ったり、果樹が養分を摂れるように草刈りや枝の剪定をする。また、直売所での販売やイベントでの販促活動などを行うこともある。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
大型管理機械、スプリンクラー、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
5.2%
高卒
43.1%
専門学校卒
19.0%
短大卒
8.6%
高専卒
1.7%
大卒
19.0%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
0.0%
博士課程卒
1.7%
わからない
25.9%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:51.7%
特に必要ない
51.7%
1ヶ月以下
1.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下
3.4%
6ヶ月超~1年以下
1.7%
1年超~2年以下
12.1%
2年超~3年以下
6.9%
3年超~5年以下
1.7%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
1.7%
わからない
19.0%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:56.9%
特に必要ない
56.9%
1ヶ月以下
1.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下
5.2%
6ヶ月超~1年以下
3.4%
1年超~2年以下
6.9%
2年超~3年以下
1.7%
3年超~5年以下
1.7%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
1.7%
わからない
20.7%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):22.4%/1年超:49.9%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
22.4%
1ヶ月以下
3.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下
5.2%
6ヶ月超~1年以下
1.7%
1年超~2年以下
10.3%
2年超~3年以下
13.8%
3年超~5年以下
13.8%
5年超~10年以下
10.3%
10年超
1.7%
わからない
17.2%
この職業に就くには(就業ルート)
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。大学や高校等で果樹園芸を学んでいると役に立つ。
農業研修生として募集している農園で知識や実習を積み、就業する人も増えている。公的機関でも果樹栽培技術の研修を実施しているところがある。
経営者の場合は、果樹園の管理のほか、果物の販売戦略も考えなければならない。果樹は苗木の植付けから収穫まで数年を要するものも多いため、需要の動向を的確に予測する能力が必要とされる。品質向上のため、新たな栽培技術の習得に努め、品種改良に取り組む姿勢も求められる。
機械化が進んでいるが、摘果や袋掛け、収穫などでは手作業が必要であり、ある程度の体力が必要である。
労働条件・職場環境の特徴
果樹栽培は多くの場合、家族経営であるが、家族構成員の月給制や役割分担を明確にしている農家が増えている。また、法人化した組織が運営している場合もある。
常に栽培管理が必要となるが、年間の中でも作業の繁閑がある。
雇用労働者は正社員の他、特に収穫期においてはパートタイマーやアルバイトが必要とされる。正社員は月給制で、パートタイマー等は時給制が基本で、別途手当が付く場合もある。
個人の経営能力や品質のよい果物を作る技術水準によって、収益には差がある。
収穫した果実は、従来では農協などを通じて出荷するのがほとんどであったが、最近はお客にもぎとり体験をさせる観光果樹園や、宅配サービス、通信販売での直売などをしている果樹園も増えている。農家が直接販売する場合は、出荷する果実を選別したり、荷造り作業を行う必要がある。
また、輸出販路の拡大などの取り組みも活発化しており、産地ごとのブランド化や、収穫した果物を加工品として販売する、いわゆる「6次産業化」を行っている果樹園もある。