デスクワーク

運用・管理(IT)

別名・呼称: サーバー管理者, システム管理者, 運用監視オペレーター, システム運用オペレーター, システム運用管理者, システム保守員, ネットワーク管理者

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.55 / 5.0 518職種中 40位
体を動かす 1.75 / 5.0 518職種中 443位
外部顧客との接触 2.94 / 5.0 518職種中 330位
正社員比率 66.1% 518職種中 256位
報酬・収入スコア 2.69 / 5.0 518職種中 259位
専門性 3.47 / 5.0 518職種中 279位

主な関連免許・資格

基本情報技術者応用情報技術者ITサービスマネージャーITILファンデーションLPICCCNAITパスポート

仕事の概要

サーバー等情報システムがトラブルや不具合で停止することなく安定して稼働するよう運用・管理する。  運用・管理には定常業務と非定常業務がある。定常業務ではサーバーのリソース監視を行ったり、トラブル・不具合、外部からの攻撃、異常なアクセスなどがないかログファイルをチェックするなど、稼働状況を監視する。また定期的にデータやシステムのバックアップを行う。  非定常業務ではハードウエアの故障やソフトウェアの異常など、障害が起こったときに保守担当に連絡し、運用・管理担当においても早期に復旧するよう作業を行う。  週次、月次など定例ミーティングもあり、ここでは運用状況を検討したり運用手順の見直し、情報共有等を行う。ユーザーやヘルプデスクからの問合せに対応することもある。運用手順書などのドキュメントを更新したり、一日の最後に日報等を作成する作業もある。このほか、WebカメラやノートPC等の貸出し管理のデータベース作成、ユーザーへの情報発信、LANケーブルの接続等のサポート作業を行うこともある。  情報システムは24時間365日稼働しているが、顧客のニーズ等によって人間が24時間監視している場合と、異常を検知できる仕組みを取り入れ、無人運転している場合がある。 <就業希望者へのメッセージ>  IT業界に漠然とした興味があるものの具体的にどうしたらよいか迷っている人にとって、「運用・管理(IT)」は、IT業界で働くための基礎になる知識・経験を得るための入り口にもなる仕事です。(就業者 20代) ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  サーバー、クラウド、表計算ソフト(Excel、GoogleGoogleスプレッドシート等)、パソコン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 2.0%
高卒 30.6%
専門学校卒 30.6%
短大卒 6.1%
高専卒 8.2%
大卒 63.3%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 12.2%
博士課程卒 4.1%
わからない 8.2%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:24.5%
特に必要ない 24.5%
1ヶ月以下 4.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下 24.5%
6ヶ月超~1年以下 12.2%
1年超~2年以下 6.1%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 4.1%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 24.5%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:36.7%
特に必要ない 36.7%
1ヶ月以下 2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 12.2%
6ヶ月超~1年以下 4.1%
1年超~2年以下 8.2%
2年超~3年以下 8.2%
3年超~5年以下 6.1%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 22.4%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):6.1%/1年超:44.9%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 6.1%
1ヶ月以下 2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 12.2%
6ヶ月超~1年以下 22.4%
1年超~2年以下 20.4%
2年超~3年以下 6.1%
3年超~5年以下 18.4%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 12.2%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高卒で入職するケースは少なく、コンピューター系の専門学校、大学卒等が多い。「基本情報技術者」、「応用情報技術者」、「ITパスポート」の資格を持っていると就職に有利である。中途採用では経験者が求められることが多い。  サーバーやネットワークに関する幅広い知識が必要であり、入職後に経験を積みながら取ると良い資格として、独立行政法人情報処理推進機構(lPA)の「基本情報技術者」、「応用情報技術者」、「ITサービスマネージャ」がある。その他、「ITILファンデーション」(運用・管理に関する知識を証明する世界共通の資格)、LPIC(Linux技術者認定資格)やCCNA(Cisco Certified Network Associate、ネットワークエンジニアの技能認試験)などもある。  入職後には、主に現場でのOJTを通じて情報システムのバックアップ、情報システムの稼働やログファイルの監視、障害時の復旧など一通りの業務を学ぶ。業務内容や会社の規模によって、チームで分担して運用・管理を行う場合と、1人で運用・管理を任される場合がある。  その後のキャリアに関しては、現場経験を積み現場のリーダーとなり、さらに地方を統括するリーダーや本社の管理職になっていくケースと、上記資格を取得するなどし、ネットワークやサーバー構築等の運用・管理のスペシャリストとして活躍するケースがある。また、社内の人事異動によりプログラマー等に異動するケースもある。  この仕事から転出する場合、企業規模の異なる同業他社に転職する者や、他の業界のIT部門へ転職する者、プログラマー等のIT関連の別の職業へ転職する者等がいる。  仕事をする上ではチームワークや職場の上司・同僚、顧客とのコミュニケーションが不可欠であり、状況の共有や問題解決のために、的確に説明できることが必要である。運用手順書等を更新できることも求められる。また、障害時に迅速に問題解決できることも必要である。

労働条件・職場環境の特徴

今日、情報システムは様々なところで稼働している。県庁所在地など都市部もあれば郊外にある場合もある。情報システムが置かれている場所で勤務する場合もあるが、顧客の情報システムを自社からリモートで監視、管理する場合もある。  就業形態は、正社員である場合が多いが、契約社員等が限定された業務を行っている場合もある。派遣形態で働く者もいる。  賃金形態は、正社員の場合は月給制であり、収入は比較的安定している。  人間が24時間監視する場合は交代制での勤務となる。残業時間については勤務先によるが、人事異動の多い時期、また新サービス運用開始の時期などに長くなる傾向がある。休日は土日とは限らないが週休2日制となっている場合が多い。  運用・管理を取り巻く最近の変化として、大規模なデータセンターやクラウドへの集約化が進んでいる。また、ビッグデータ、IoT、RPA(Robotic Process Automation)、AI(人工知能)が広がる中、これらに関係する情報システムの運用・管理の仕事が増えている。情報システムの集約化、運用・管理の無人化が進む一方で、セキュリティ等の面から自社内に情報システムを持つ企業は一定数あり、また新たな情報システムの導入も多く、運用・管理の仕事は一定の需要がある。