デスクワーク

知的財産サーチャー

別名・呼称: サーチャー(特許調査)

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.31 / 5.0 518職種中 94位
体を動かす 1.69 / 5.0 518職種中 451位
外部顧客との接触 3.42 / 5.0 518職種中 175位
正社員比率 73.1% 518職種中 195位
報酬・収入スコア 2.63 / 5.0 518職種中 289位
専門性 3.19 / 5.0 518職種中 344位

主な関連免許・資格

特に必須とされる特定の免許・資格はありません。

仕事の概要

企業の知的財産(以下「知財」という。)関係部署や特許調査会社などで、既存の特許や商標など知財に関する情報を収集、分析する。特許、商標だけでなく、技術文献、ビジネス情報など、非知財情報も収集、分析している。知財サーチャー、サーチャー、特許調査従業者等とも呼ばれる。ここでは以下、知財サーチャーという。ここでは、特許庁からの調査業務を請け負う登録調査機関の調査業務実施者も含む。  知財関連の業務としては、特許や商標などの「出願・権利化」、知財購入(ライセンスイン)、知財供与(ライセンスアウト)、係争、権利侵害への対応等「渉外」があり、これらのための先行知財の「調査」がある。知財サーチャーは主としてこの「調査」の部分を担当する。「出願・権利化」を中心に担う仕事(知的財産コーディネーター)もある。  2000年頃から、知財調査のための各種ツールが進歩し、普及してきたことにより、研究者や技術者も自ら知財調査をするようになっている。そのため社内で使用する知財調査のツールやデータベースを整備することを担当する場合もある。また、研究者や技術者と十分コミュニケーションを図り、研究者や技術者の知財調査をサポートしたり、研究者や技術者に対して知財調査に関する情報提供等を行うことも重要な業務となっている。  現在、多くの企業では研究者や技術者が自ら先行調査と分析を行うようになっているため、知財サーチャーには研究者や技術者では対処できない、より高度で複雑な調査が要求されるようになっている。グローバル化の進展に伴い、海外特許、海外技術などの調査も必要である。さらに、企業の事業戦略や事業計画にどのような影響を与えるか、調査結果の分析や評価も重要になっている。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 0.0%
高卒 7.7%
専門学校卒 0.0%
短大卒 0.0%
高専卒 7.7%
大卒 69.2%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 53.8%
博士課程卒 15.4%
わからない 0.0%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:15.4%
特に必要ない 15.4%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 30.8%
6ヶ月超~1年以下 3.8%
1年超~2年以下 7.7%
2年超~3年以下 7.7%
3年超~5年以下 11.5%
5年超~10年以下 7.7%
10年超 7.7%
わからない 7.7%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:19.2%
特に必要ない 19.2%
1ヶ月以下 7.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 3.8%
6ヶ月超~1年以下 0.0%
1年超~2年以下 11.5%
2年超~3年以下 11.5%
3年超~5年以下 15.4%
5年超~10年以下 3.8%
10年超 19.2%
わからない 7.7%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):3.8%/1年超:42.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 3.8%
1ヶ月以下 3.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下 15.4%
6ヶ月超~1年以下 26.9%
1年超~2年以下 15.4%
2年超~3年以下 19.2%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 3.8%
10年超 3.8%
わからない 7.7%

この職業に就くには(就業ルート)

この職業に就くために必要な学歴や資格はないが、大半が大卒以上である。特許担当の者は理系、商標担当の者は文系が多い。入職後、必要に応じて、知財調査に関するOJTと外部研修を受けスキルを磨いていく。  なお、特許庁からの調査業務を請け負う登録調査機関の調査業務実施者になるためには、「工業所有権に関する手続等の特例に関する法律」の規定により、工業所有権情報・研修館(略称INPIT)が行う、「調査業務実施者育成研修(法定研修)」を修了する必要がある。  企業の知財サーチャーは、研究開発部門など知財関係部署以外の業務からの異動が多く、知財サーチャーとしての新卒採用や中途採用は少ない。特許調査会社では多くが中途採用であり、企業の研究開発部門や知財関係部署で知財サーチャーをしていた者が転職してくる場合が多い。必要な知識とスキルは、①調査スキル、②知財スキル、③技術・事業スキル、④コミュニケーションスキルの4つに大別される。①調査スキルは、知財データベース、検索ツールの選択と操作、検索式の作成など、調査のためのスキルである。②知財スキルは、知財法に関する知識とそれに基づく検索結果の解釈、判定などのスキルである。③技術・事業スキルは調査対象の技術やそれを活用する事業に関するスキルである。④コミュニケーションスキルは研究者や技術者など調査依頼者とコミュニケ―ションをとり、依頼者の調査目的を的確に把握し、適切な調査が行えるようにするスキルである。これらの知識とスキルに基づき、調査の目的に応じて、効果的な調査方法を選び、自ら調査を行えることが必要である。

労働条件・職場環境の特徴

勤務先は一般企業の知財関係部署や特許調査会社などである。職場は都市部が多い。  企業では専門職であり、正社員が多い。特許調査会社は規模が小さいことが多い。  賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。月給制が多く、勤務は日勤で、フレックスタイム制を採用している企業もある。多くは土日休みの週休2日制である。