ノンデスクワーク

左官

別名・呼称: 左官職, 左官手元, 左官吹付工, モルタル塗工, ラス張工

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 1.82 / 5.0 518職種中 446位
体を動かす 3.15 / 5.0 518職種中 53位
外部顧客との接触 2.83 / 5.0 518職種中 356位
正社員比率 50.0% 518職種中 334位
報酬・収入スコア 2.81 / 5.0 518職種中 214位
専門性 3.62 / 5.0 518職種中 220位

主な関連免許・資格

1級建築施工管理技士2級建築施工管理技士1級左官技能士2級左官技能士1級建築施工管理技士補2級建築施工管理技士補

仕事の概要

自然素材を使用した塗り壁は吸湿性・放湿性・断熱性・防火性など優れた機能に富み、建築仕上げには欠かせない。この壁等を塗りあげるのが左官の仕事である。  作業は、まず材料を練りまぜ、それを施工場所まで運び、最後に壁面への塗付け施工を行う。塗付け施工では、下地になる土やセメントモルタルなどの素材を塗り、中塗りを行ってムラ直しをしてから、上塗りによって最終的な表面仕上げを施すのが一般的な施工方法である。下地の塗り方に欠陥があると、壁がはがれたり、ひび割れたりしてしまうため、下地を塗るときには十分に注意する。  現在、壁の種類が増え、しっくい壁や防火用土蔵造りに加えて、モルタル、プラスターや合成樹脂系の塗り壁、薄塗り工法などが普及し、素材も工法も多様化している。扱う道具についても、従来から使われているこてだけでなく、はけ、ローラー、吹付機械、ミキサー、モルタルポンプ、ウィンチ、ベルトコンベアーなど多種多様になっている。  素材や工法、扱う道具は多様化しているが、基本的に手作業で仕上げていくため、他の建材では得られない味わいや多彩さがあり、左官のつくる美しい壁が見直されている。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  こて、はけ、ローラー、吹付機械、ミキサー、モルタルポンプ、ウィンチ、ベルトコンベアー、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 36.1%
高卒 55.6%
専門学校卒 2.8%
短大卒 2.8%
高専卒 0.0%
大卒 13.9%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 0.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 8.3%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:50.0%
特に必要ない 50.0%
1ヶ月以下 2.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下 2.8%
6ヶ月超~1年以下 2.8%
1年超~2年以下 13.9%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 13.9%
5年超~10年以下 2.8%
10年超 2.8%
わからない 8.3%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:38.9%
特に必要ない 38.9%
1ヶ月以下 5.6%
1ヶ月超~6ヶ月以下 2.8%
6ヶ月超~1年以下 11.1%
1年超~2年以下 8.3%
2年超~3年以下 5.6%
3年超~5年以下 8.3%
5年超~10年以下 11.1%
10年超 0.0%
わからない 8.3%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):5.6%/1年超:83.4%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 5.6%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 0.0%
6ヶ月超~1年以下 2.8%
1年超~2年以下 5.6%
2年超~3年以下 13.9%
3年超~5年以下 38.9%
5年超~10年以下 19.4%
10年超 5.6%
わからない 8.3%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。左官工務店に入職し、入職後職業訓練校で学び、現場で実地作業をしながら技術を身に付けていくケースもある。  入職後は、見習から左官技能者、現場作業の指揮監督を行う作業主任、作業・管理両面の実質的責任者である職長へと昇進していくのが一般的なコースである。職長などとして建設作業所で指揮をしていくには、左官の技術だけでなく安全面での指導管理ができる資格を持つ必要もある。厚生労働省の定める技能検定の「左官技能士」の資格を取得すると技術力の証明となる。また、技術次第で技能者から建設関係の技術者(2級建築施工管理技士(仕上げ))になったり、独立開業することもできる。

労働条件・職場環境の特徴

職場は、野丁場と町場に区分するのが一般的であるが、町場の方が割合が高い。  雇用者がほぼ半数を占めているが、この職種の特色として、腕を頼りに工事の一部を請け負って自分で作業をする、いわゆる一人親方も多い。また、家業を継ぐこともある。  給与は日給月給制が多いが、仕事の出来高に応じて給与が決まる出来高払もあり、その場合は技能の高い人は高給となる。日給月給の場合にも、技能程度によって給与に差があり、年功序列というよりは能力に重点が置かれる。  労働時間はおおむね1日8時間で、日曜・祝日は休日となるのが一般的であるが、工期の都合や天候によって、超過勤務や日曜出勤して休日を振替る場合もある。  就労者の平均年齢が高くなってきているので、若年者をどう確保していくかが大きな課題となっており、魅力的な職場にするために福利厚生制度の充実や退職金制度の確立、労働環境の改善などが進められている。  最近では、材料の軽量化が進んだことに加えて、美的センスを活かす職業として左官を目指す女性が出てきている。