ノンデスクワーク
建築板金
別名・呼称: 金属サイディング工, 金属屋根ふき工, 建築板金工, ダクト工
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 2.04 / 5.0 | 518職種中 413位 |
| 体を動かす | 3.20 / 5.0 | 518職種中 42位 |
| 外部顧客との接触 | 2.84 / 5.0 | 518職種中 351位 |
| 正社員比率 | 47.7% | 518職種中 347位 |
| 報酬・収入スコア | 2.98 / 5.0 | 518職種中 151位 |
| 専門性 | 3.55 / 5.0 | 518職種中 249位 |
主な関連免許・資格
1級建築施工管理技士2級建築施工管理技士1級建築板金技能士2級建築板金技能士1級建築施工管理技士補2級建築施工管理技士補
仕事の概要
銅や鉄などの薄い金属板を使って屋根をふく(葺く)仕事等に携わる。
屋根には軽量のカラー鉄板が広く使われており、建築板金の手がける工事もカラー鉄板を使うケースが多い。またアルミ板やステンレス板、チタニウム板を使って屋根をふく工事も普及している。
一般住宅の屋根をふく場合、まず金属板を切断機で屋根のサイズに合わせて切り、曲げ加工してから屋根の上に運び、フェルトなどで下地ぶきした上に、軒先から順番にふき上げる。金属板は、吊り子という金物を用いて取り付ける。金属板のつなぎ目は、雨水が入らないように、金属板の端と端を重ねて折り曲げる(ハゼ組み)か、溶接してつなぐ(シーム溶接)。
金属板を使って屋根をふく場合、毛細管現象による雨水の吸い込みや、屋根勾配に吹きつける強風などで金属板がはがれて飛んでしまうことのないように、施工には高度の技術が要求される。その上勾配のある屋根上の仕事であるため、足場も悪く、安全には十分注意しなければならない。
屋根工事以外にも、外壁にリブ付化粧鉄板を貼ったり、水切り、雨押えなども行う。また、建築板金には冷暖房を行うために冷却又は加熱した空気を送るための鉄板で作ったダクトと呼ばれる管の加工・取り付けや、空気の吹き出し・吸い込み用の器具を取り付けるといった冷暖房設備の仕事もある。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
フェルト、吊り子、リブ付化粧鉄板、建築板金、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、切断機等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
9.1%
高卒
56.8%
専門学校卒
15.9%
短大卒
0.0%
高専卒
0.0%
大卒
13.6%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
0.0%
博士課程卒
0.0%
わからない
9.1%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:56.8%
特に必要ない
56.8%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
2.3%
6ヶ月超~1年以下
4.5%
1年超~2年以下
11.4%
2年超~3年以下
6.8%
3年超~5年以下
2.3%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
4.5%
わからない
11.4%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:59.1%
特に必要ない
59.1%
1ヶ月以下
2.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
2.3%
6ヶ月超~1年以下
2.3%
1年超~2年以下
9.1%
2年超~3年以下
6.8%
3年超~5年以下
4.5%
5年超~10年以下
2.3%
10年超
2.3%
わからない
9.1%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):4.5%/1年超:74.9%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
4.5%
1ヶ月以下
0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.8%
6ヶ月超~1年以下
2.3%
1年超~2年以下
15.9%
2年超~3年以下
15.9%
3年超~5年以下
22.7%
5年超~10年以下
15.9%
10年超
4.5%
わからない
11.4%
この職業に就くには(就業ルート)
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、建築板金工務店等に入職し、見習として修業しながら一人前になるケースのほか、職業訓練校で技能を磨き、厚生労働省の技能検定の「建築板金技能士」の資格を取得するケースもある。工場、倉庫、体育館のような比較的大きな建物の仕事を施工する会社では、専属の技能者を養成しているところもある。
新しい材料や工法が多く出現してきており、これらの知識、技能を習得するために業界で実施する各種の講習会に参加することも大切である。「建築板金技能士」や「建築施工管理技士」などの資格の取得により、技能が向上し、昇進などの面で有利となる場合もある。
ある程度仕事を覚えたら独立して直接工事を請け負ったり、店を構えることもできる。その場合は、施工図を作成したり、数量や価格の積算が必要となり、設計や管理の能力が求められる。
労働条件・職場環境の特徴
地域の小規模事業所が多く、家族従業者の割合も大きい。
給与面では、多くの場合月給制[キャリア支援部門8.1]となっている。
労働時間は、工期や天候などの影響を受ける場合もあるが、近年は4週8休が主流となりつつある。
屋根ふき工事を主体とする建築板金の仕事は、天候に左右されることが多く、勾配のある高い屋根上で、夏の暑い日や厳寒期の時期、風の強い日などに仕事をすることもある。
業界では屋外の作業環境の改善や屋内作業の比率を高める工夫などが続けられ、安全な場所で安心して就業できる環境づくりが進められている。