ノンデスクワーク
ハム・ソーセージ・ベーコン製造
別名・呼称: ウインナー製造工, カッター工(肉製品), くん煙工(肉製品), 仕込工(鳥獣肉製品), 肉詰工(ハム・ソーセージ製造), ハム・ベーコン・ソーセージ製造工, ボイル工(ハム・ソーセージ製造)
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 2.58 / 5.0 | 518職種中 304位 |
| 体を動かす | 2.92 / 5.0 | 518職種中 102位 |
| 外部顧客との接触 | 2.32 / 5.0 | 518職種中 451位 |
| 正社員比率 | 53.2% | 518職種中 316位 |
| 報酬・収入スコア | 2.65 / 5.0 | 518職種中 280位 |
| 専門性 | 3.02 / 5.0 | 518職種中 376位 |
主な関連免許・資格
食品衛生管理者1級ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士2級ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士
仕事の概要
ハム・ソーセージ類には、豚肉を使って作られるロースハムやベーコン、発祥の地名がそのまま品名になっているウインナーやフランクフルト、日本独特のプレスハムなど色々な種類があるが、これらを造るのが仕事である。
製造工程は商品の種類によってさまざまである。
ハムは、豚肉を整形し、低温で塩せきし、ケーシングに充填した後、乾燥・くん煙し、湯煮(蒸煮)して仕上げる。生ハムは低温で長時間くん煙し、加熱しないで徐々に乾燥して仕上げる。
塩せきとは、原料肉を食塩、発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)、砂糖、香辛料などを溶かした液(ピックル)に一定期間漬け込むことで、これにより製品を熟成させ風味を増すとともに、肉の色が変わらないようにし、保存性を高めることができる。
豚ばら肉を使ったベーコンは、わき腹肉についている肋骨などを取り除いて長方形に整形し、ハム類と同様に塩せきした後に乾燥し、長時間くん煙して作る。
ソーセージは、塩せきした原料肉をチョッパーで細切し、カッターで香辛料、調味料などと混ぜ合わせ、スタッファーで天然腸ケーシング(羊腸、豚腸など)、又は人工ケーシングに充填した後、乾燥・くん煙し、湯煮(蒸煮)して仕上げる。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
チョッパー(肉挽き機)、カッター(肉練り機)、スタッファー(充填機)
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
2.1%
高卒
46.8%
専門学校卒
17.0%
短大卒
4.3%
高専卒
4.3%
大卒
34.0%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
4.3%
博士課程卒
0.0%
わからない
17.0%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:70.2%
特に必要ない
70.2%
1ヶ月以下
6.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下
0.0%
6ヶ月超~1年以下
6.4%
1年超~2年以下
2.1%
2年超~3年以下
4.3%
3年超~5年以下
0.0%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
10.6%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:72.3%
特に必要ない
72.3%
1ヶ月以下
6.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.4%
6ヶ月超~1年以下
0.0%
1年超~2年以下
2.1%
2年超~3年以下
4.3%
3年超~5年以下
2.1%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
6.4%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):17.0%/1年超:15.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
17.0%
1ヶ月以下
12.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下
29.8%
6ヶ月超~1年以下
17.0%
1年超~2年以下
4.3%
2年超~3年以下
6.4%
3年超~5年以下
4.3%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
8.5%
この職業に就くには(就業ルート)
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者を対象とする求人では、農業科、食品科のある高校、大学などに求人票が提出される場合が多い。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合は、ハローワークと求人広告がほとんどである。
採用後、一般的な知識から専門知識までを教える研修期間を設けたり、数カ月間商品の販売業務を経験させた後に、製造部門に配置する企業もある。
ハム・ソーセージ類は種類が多く、その製法、工程も異なるので、製品ごとに原料肉や食品添加物等の配合、製造機械・装置の操作法、品質・衛生管理などを習得する必要がある。ハム・ソーセージ等の食肉製品を製造する工場には、「食品衛生法」により最低1名の食品衛生管理者を置かなければならない。また、関連資格として、厚生労働省が定める技能検定の「ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士」がある。
労働条件・職場環境の特徴
職場は全国の食肉加工工場になる。製造設備の近代化に伴って作業の専門化、合理化が進んでいる。
ハム・ソーセージ類の商品特性から、お中元、お歳暮前の時期は工場の操業日数が多く、残業も多くなる。
就業者の大半がパートタイマーやアルバイトとなっている職場もある。
ハムやソーセージ等の製造に当たっては、原料肉の解体や整形、充てんなどの作業に一定程度の人手を要し省力化が困難な工程もあること、消費期限が短い一方で冷凍すると品質が大きく劣化する。このため、今後もハム・ソーセージ等の製造の仕事には一定の需要があると見込まれる。