デスクワーク

治験コーディネーター

別名・呼称: 治験コーディネーター(CRC)

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.56 / 5.0 518職種中 39位
体を動かす 2.50 / 5.0 518職種中 256位
外部顧客との接触 4.21 / 5.0 518職種中 11位
正社員比率 85.3% 518職種中 98位
報酬・収入スコア 3.20 / 5.0 518職種中 81位
専門性 3.96 / 5.0 518職種中 96位

仕事の概要

治験が円滑に行われるよう準備、調整、運営の支援を行う。  治験とは医薬品等が人の体に有効で安全であることを立証し、承認申請するための臨床試験のことである。治験がスムーズに行われるよう、治験参加者をサポートしたり、関係者のスケジュールを調整したりする。CRC(Clinical Research Coordinator)とも呼ばれる。  基本的な仕事としては、治験が始まる前の事前準備、実際の治験が始まってからの業務、治験の結果報告という3段階に分けられる。一つの治験を実施するためには病院内で様々な部門、医師や看護師などへの説明やスケジュールの調整、具体的な作業の依頼が必要になる。治験がスムーズに行われるためには、治験コーディネーターの調整が不可欠である。また、治験に参加する患者がとまどったり、服薬の方法を誤ったりすることのないよう、わかりやすい説明や間違えないようにする工夫が必要となる。  具体的な仕事としては、まず、治験の実施計画書を読み、製薬会社が行う医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師、病院の治験事務局への説明会に参加する。製薬会社から医薬品や検査キットを受け取り、被験者が来院するときの準備をする。治験の実施計画書に基づき、被験者の募集とスクリーニングを行う。被験者に渡す治験の説明や同意書を作成し、医師が被験者に説明する際、同席する。医師と患者が決める診察の日時、投薬や検査の日時などの予定表を作成する。医師の診察に同席し、服薬状況、有害事象などを記録する。医師の確認も得ながら、製薬会社に報告する症例報告書を作成する。有害事象が生じた場合、経緯や関係すると考えられる情報から報告書を作成し、製薬会社と病院に提出する。治験が終了したら、治験終了の報告書を作成し、製薬会社と病院に提出する。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 2.9%
高卒 0.0%
専門学校卒 26.5%
短大卒 11.8%
高専卒 2.9%
大卒 82.4%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 17.6%
博士課程卒 5.9%
わからない 5.9%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:41.2%
特に必要ない 41.2%
1ヶ月以下 5.9%
1ヶ月超~6ヶ月以下 29.4%
6ヶ月超~1年以下 8.8%
1年超~2年以下 5.9%
2年超~3年以下 2.9%
3年超~5年以下 2.9%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 2.9%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:52.9%
特に必要ない 52.9%
1ヶ月以下 2.9%
1ヶ月超~6ヶ月以下 8.8%
6ヶ月超~1年以下 8.8%
1年超~2年以下 5.9%
2年超~3年以下 8.8%
3年超~5年以下 5.9%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 5.9%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):2.9%/1年超:49.9%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 2.9%
1ヶ月以下 2.9%
1ヶ月超~6ヶ月以下 11.8%
6ヶ月超~1年以下 29.4%
1年超~2年以下 17.6%
2年超~3年以下 17.6%
3年超~5年以下 14.7%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 2.9%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、医学、薬学等の知識があると仕事に役立つ。民間会社のSMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)や医療機関(病院等)に就職する。SMOは治験を依頼する製薬会社と医療機関の間に入り、各種支援を行う会社であり、新卒の採用も行っている。SMOに所属し、複数の医療機関での治験を担当する場合もある。医療機関は新卒で治験コーディネーターを採用することは少なく、看護師、薬剤師、臨床検査技師などが治験コーディネーターを兼務することが多い。大きな医療機関の場合は、治験事務局に医療従事者や治験コーディネーターの経験者が、治験コーディネーターとして直接雇用される場合もある。  関連資格として日本臨床薬理学会と関連協会の認定試験がある。治験コーディネーターとして働きながら2~3年で取得を目指すのが一般的である。  医学、薬学の基礎知識、薬事関連法規への理解、統計処理や文書作成等を行う事務処理能力が求められる。医師をはじめとする医療スタッフや被験者等関係者間を調整する能力、コミュニケーション能力等が重要である。

労働条件・職場環境の特徴

勤務先はSMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)や医療機関(病院等)である。  SMOの治験コーディネーターは正社員の場合もあるが、嘱託や非常勤などのこともある。  賃金は所属するSMOの規定による。医療機関(病院)の治験コーディネーターは看護師、薬剤師、臨床検査技師等が行っていることが多く、その医療資格に基づく給与となっている。  夜勤はなく、日勤である。残業は少ないが、診療時間後に医師との打合せなどが入ることがある。また、治験によっては被験者の就業時間後の夕方等に対応することもある。  専任の治験コーディネーターは全国で数千人程度とみられる。治験には必要な人材であり一定の需要がある。