ノンデスクワーク
港湾荷役作業員
別名・呼称: 船内荷役作業員, 沿岸荷役作業員
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 2.38 / 5.0 | 518職種中 352位 |
| 体を動かす | 3.03 / 5.0 | 518職種中 73位 |
| 外部顧客との接触 | 2.49 / 5.0 | 518職種中 422位 |
| 正社員比率 | 73.0% | 518職種中 195位 |
| 報酬・収入スコア | 2.45 / 5.0 | 518職種中 366位 |
| 専門性 | 2.92 / 5.0 | 518職種中 393位 |
主な関連免許・資格
船内荷役作業主任者フォークリフト運転技能者クレーン・デリック運転士(クレーン限定)玉掛け技能者揚貨装置運転士陸災防フォークリフト荷役技能検定1級陸災防フォークリフト荷役技能検定2級
仕事の概要
港湾運送事業者に雇用されて、船と港でのコンテナなど荷物の積み卸しや運搬の作業を行う。港湾荷役作業員は、船内荷役(沖荷役)作業員と沿岸荷役作業員などが含まれる。
船内荷役の作業では、船舶に乗り込んで荷物の積み卸し作業を行う。10人から20人程度の人数で組を編成して船に乗り込み、デッキマンと呼ばれる作業指示者がウインチ(巻き上げ機)を動かす作業者に合図を送り、船倉に積まれた荷物を吊り上げて、港に降ろす。その時に一般の作業者は、ウインチの吊り具の掛け外し、船倉の奥の荷物を運び出す作業、ワイヤーを巻きつける作業を共同して行う。
沿岸荷役の作業では、岸壁側や埠頭ターミナルで監督の指示を受けながら、岸壁と屋根がついた貨物置場(上屋)や荷さばき地、野積場の間で貨物の運搬や搬出を行う。荷さばき地では、貨物の積み上げと取り崩し、仕分けなどの荷さばき作業を行う。
主要港にあるコンテナターミナルや鉱石専用埠頭などでは、大型クレーンを使用した効率的な荷役が行われている。また一部の港では、はしけを使用した荷役(はしけ荷役)や筏(いかだ)による荷役も行われており、就労する港によって作業にかなりの違いがある。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
大型クレーン、クレーン、フォークリフト、ウインチ(巻き上げ機)、吊り具、揚貨装置、筏(いかだ)、コンテナ、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
10.8%
高卒
51.4%
専門学校卒
10.8%
短大卒
5.4%
高専卒
2.7%
大卒
13.5%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
0.0%
博士課程卒
0.0%
わからない
16.2%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:32.4%
特に必要ない
32.4%
1ヶ月以下
10.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下
18.9%
6ヶ月超~1年以下
10.8%
1年超~2年以下
5.4%
2年超~3年以下
0.0%
3年超~5年以下
2.7%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
18.9%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:45.9%
特に必要ない
45.9%
1ヶ月以下
8.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下
13.5%
6ヶ月超~1年以下
5.4%
1年超~2年以下
5.4%
2年超~3年以下
2.7%
3年超~5年以下
0.0%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
18.9%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):13.5%/1年超:27.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
13.5%
1ヶ月以下
10.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下
24.3%
6ヶ月超~1年以下
13.5%
1年超~2年以下
10.8%
2年超~3年以下
5.4%
3年超~5年以下
10.8%
5年超~10年以下
0.0%
10年超
0.0%
わからない
10.8%
この職業に就くには(就業ルート)
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。ハローワークの紹介や求人広告等によって港湾運送会社に就職する。
また、港湾関係の教育訓練施設を卒業し、クレーン、フォークリフト、玉掛け、揚貨装置などの必要な資格を取得してから就職する場合もある。
機械運転や玉掛けを行う場合には、それぞれの資格が必要となる。
企業によって様々であるが、正社員として採用された場合は、経験や船内荷役作業主任者などの資格取得によって班長、主任等へ昇進するケースもある。
体を動かす仕事のため、一定の体力が必要である。また、共同作業での規律を守る協調性、機敏性などが求められる。
労働条件・職場環境の特徴
ほとんどの港において日勤で、日曜日は原則的に作業をしない日となっている。しかし、荷役作業は船舶の入港、貨物の集中度、天候などの影響を受け、かつ、アジア地域の主要港(24時間オープン)との競争が激しくなり、早朝、夜間のゲートオープン時間の拡大が行われている。
以前は港湾荷役は人力に頼ることが多く、荷さばきのための時間がかかっていたが、コンテナ化や機械化、大型専用船の導入によって作業の効率化が進んだ。特にコンテナの登場により、荷役効率は飛躍的に向上した。その結果、現在では、少数の熟練した作業員のコンベヤー、フォークリフト、クレーン、揚貨装置等の機械操作による荷役に変わりつつある。
各種機械の導入により作業の軽減化が進み、肉体労働は少なくなり、安全性も向上している。さらに機械化が進むと考えられるため、技術の進歩に対応できる専門知識や技能を持った人材が求められている。