デスクワーク

Webマーケティング(ネット広告・販売促進)

別名・呼称: Webマーケティング事務員, ネット広告・販売促進事務員, マーケティング企画事務員, マーケター, マーケティングリサーチャー

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 3.28 / 5.0 518職種中 105位
体を動かす 1.96 / 5.0 518職種中 407位
外部顧客との接触 3.04 / 5.0 518職種中 296位
正社員比率 61.1% 518職種中 284位
報酬・収入スコア 2.96 / 5.0 518職種中 158位
専門性 3.59 / 5.0 518職種中 233位

仕事の概要

WebサイトやWeb技術を利用してマーケティングを行う。インターネットマーケティングとも言う。急速に発展している分野であり、その業務内容は多岐にわたるが、基本的にはWebを利用した市場調査、広告出稿、サイト訪問者のニーズの分析などのマーケティング活動を行う。  主な活動としては、SNS(social network service)等のWeb広告手法を活用した集客活動、CVRを向上させるためのアクセス解析とその結果を踏まえた改善策の実施等が挙げられる。  集客活動では、SNSの普及に伴いSNS上に広告を配信するSNS広告の利用が主になっている。このほか、自社サイトの露出度を高めるためのSEO、検索キーワードに応じて検索結果の上位に表示されるリスティング広告、商品などについてブログやWebサイトなどで紹介する「アフィリエイト広告」などを行う。また、「アドネットワーク広告」の手法も広がっている。  アクセス解析では、商品の購入や資料請求など成果に結びつけるためにサイト訪問者の訪問ルート、頻度、滞在時間、よく見られているコンテンツなど、様々な情報を個別又は組み合わせて、訪問者のニーズや関心分野を分析する。その結果を踏まえてメールマガジンやSNS、1度当該サイトにアクセスしたことがある人に対して行う「リターゲティング」広告等を活用した、リピーターの獲得やWebサイトの修正など改善策に取り組む。  Webマーケティングの特徴としては、費用対効果が高い、ターゲットを明確に絞り込んだ施策を実施できる、結果が数値で迅速に出てくるなど、効果をすぐに確認できるとともに、適切な改善策などもすぐに講じることができることが挙げられる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 1.9%
高卒 9.3%
専門学校卒 11.1%
短大卒 1.9%
高専卒 1.9%
大卒 66.7%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 5.6%
博士課程卒 0.0%
わからない 16.7%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:40.7%
特に必要ない 40.7%
1ヶ月以下 7.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下 13.0%
6ヶ月超~1年以下 5.6%
1年超~2年以下 3.7%
2年超~3年以下 3.7%
3年超~5年以下 1.9%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 24.1%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:44.4%
特に必要ない 44.4%
1ヶ月以下 3.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 13.0%
6ヶ月超~1年以下 1.9%
1年超~2年以下 5.6%
2年超~3年以下 5.6%
3年超~5年以下 3.7%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 22.2%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):11.1%/1年超:22.3%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 11.1%
1ヶ月以下 3.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下 25.9%
6ヶ月超~1年以下 14.8%
1年超~2年以下 5.6%
2年超~3年以下 11.1%
3年超~5年以下 5.6%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 22.2%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。  新卒で入職するには、大学や短大、専門学校等を卒業後、広告代理店やWebマーケティング会社、Webマーケティング部門のある企業に入社する経路が一般的である。広告代理店等に総合職として入社した場合は、Webマーケティング部門に配属されるか、異動によって担当する。  また、Webデザイナー等として経験を積んだ人が転職する場合もある。  入職後は社内研修を経て働きながら仕事を覚えていくことになるが、一通り仕事を覚えて、上司や先輩の助言を得ながら自分で仕事を回していけるようになるには個人差はあるものの、1年程度は必要とされる。技術の変化の激しい仕事であり、ステップアップして行くには、社会のトレンドに強い関心をもって業務を行うかたわら、社内外の研修を受けて各種の資格を取るなどの研鑽も欠かせない。  キャリアアップの経路としては、Webマーケティングのスペシャリストとして育てるところもあれば、数年ごとのジョブローテーションでさまざまな職種の経験を積ませて、マネージャーとして育てていくところもあり、企業によってキャリアパスは異なる。  急拡大している分野だけに人材不足状態にあり、マーケティングやIT経験者を中心に中途採用も多く、新卒採用以外の入職の機会も多い。  この職業で活躍するには、情報リテラシー、市場調査や販売促進の手法等のマーケティングについての知識はもちろん、データを収集・分析し、それをビジネスの文脈で数値化する能力や分析能力、そしてそこからユーザーのニーズを読み取りアイデアにまとめる企画力、更には関係者が多岐にわたるので、コミュニケーション能力や交渉・調整能力も必要である。仕事のサイクルが短いため常にスピーディーな対応が求められる。

労働条件・職場環境の特徴

基本的には企業の中の職務(仕事)であり、給与などの待遇は各社の規定に準ずるが、給与水準は比較的高い。ただし、勤務時間以外にも、社会のトレンドなどに絶えず注目してアイデアを考えることも必要であり、勤務時間もキャンペーンなどがあれば残業時間が多くなることもある。  近年、スマートフォンなどスマートデバイスの急速な普及を背景に、「デジタルマーケティング」が脚光を浴びている。Webマーケティングが主にWebの世界で展開されるのに対し、デジタルマーケティングは、O2O(Online to Offline)など実店舗とWeb店舗の垣根を越えたマルチチャネルの世界を対象としており、SNSやデジタルサイネージ、デジタル決済など多様な「タッチポイント」(顧客との接点)から得られるビッグデータを駆使して、戦略を立案しマーケティングを行う。Webマーケティングはこうしたデジタルマーケティングの中でウェブ分野のマーケティングを精緻に発展させたものととらえることができる。  今後、生成AIやパソコン・スマホ等のデバイスの進化に伴い、Webマーケティングの実施手法は、さらに大きく変容することが考えられる。