デスクワーク
原子力技術者
適性レーダーチャート
PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス
・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。
・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。
レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位
| 項目名 | この職種の値 | 518職種中の順位 |
|---|---|---|
| パソコン作業 | 3.07 / 5.0 | 518職種中 158位 |
| 体を動かす | 1.90 / 5.0 | 518職種中 420位 |
| 外部顧客との接触 | 3.49 / 5.0 | 518職種中 146位 |
| 正社員比率 | 89.5% | 518職種中 62位 |
| 報酬・収入スコア | 3.48 / 5.0 | 518職種中 28位 |
| 専門性 | 4.20 / 5.0 | 518職種中 36位 |
主な関連免許・資格
原子炉主任技術者核燃料取扱主任者第1種放射線取扱主任者第2種放射線取扱主任者技術士(原子力・放射線部門)
仕事の概要
核燃料サイクルの各分野をカバーして、原子炉やプラントに関連する機器の設計、製作、建設、試験、運転管理等を行う。
採掘されたウランを、濃縮したり加工したりして燃料体を作り、それを原子炉で燃やした後、燃えかすの中からウランやプルトニウムなどの有用物質を回収して再加工し(再処理)、不要になった核分裂生成物等(放射性廃棄物)を処理・処分する一連のプロセスを核燃料サイクルという。
原子力技術者の仕事は専門ごとに分かれており、①原子炉の設計・解析・制御・計測等を行う技術者、②原子炉の製造、運転管理等を行う技術者、③核燃料の精錬、濃縮、加工、再処理等を行う技術者、④原子力施設での放射線防護、安全設計、放射性廃棄物の処理、安全対策・安全管理等を行う技術者、⑤核融合の研究開発を行う技術者がいる。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン
この職業に就くまで(働いている人の回答)
厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。
学歴
高卒未満
2.2%
高卒
37.8%
専門学校卒
4.4%
短大卒
0.0%
高専卒
26.7%
大卒
55.6%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
68.9%
博士課程卒
15.6%
わからない
0.0%
入職前の訓練期間(学歴を除く)
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)
特に必要ない:11.1%
特に必要ない
11.1%
1ヶ月以下
13.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
22.2%
6ヶ月超~1年以下
13.3%
1年超~2年以下
8.9%
2年超~3年以下
6.7%
3年超~5年以下
0.0%
5年超~10年以下
6.7%
10年超
6.7%
わからない
11.1%
入職前の実務経験
この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
特に必要ない:37.8%
特に必要ない
37.8%
1ヶ月以下
8.9%
1ヶ月超~6ヶ月以下
11.1%
6ヶ月超~1年以下
6.7%
1年超~2年以下
2.2%
2年超~3年以下
6.7%
3年超~5年以下
0.0%
5年超~10年以下
4.4%
10年超
8.9%
わからない
13.3%
入職後に一人前になるまでの期間
この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間
必要でない(未経験でもすぐに即戦力):6.7%/1年超:62.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
6.7%
1ヶ月以下
2.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.7%
6ヶ月超~1年以下
13.3%
1年超~2年以下
20.0%
2年超~3年以下
17.8%
3年超~5年以下
13.3%
5年超~10年以下
6.7%
10年超
4.4%
わからない
8.9%
この職業に就くには(就業ルート)
入職にあたって、特に資格は必要とされないが、大学・大学院等で、原子力工学、電気工学、機械工学などを専攻した者が多い。
原子力発電所を有する電力会社では、工業系の高校・専門学校卒業者を運転技術者として育成するコースも整備されており、入職してからも各種養成機関で知識や技術の習得ができる。運転技術者になるには原子炉主任技術者の下で運転員として訓練を積み技術を習得する。技術の習得には10年ほどを要する。その後管理職を目指すが、責任者になるには原子炉主任技術者の資格が必要となる。
関連資格として国家資格の「放射線取扱主任者」、「核燃料取扱主任者」、「原子炉主任技術者」、「技術士(原子力・放射性部門)」がある。
原子力は適正な取扱いが必要とされるので、正確さ、精密さ、判断力、探求心が求められる。また、物理学、化学、数学、電気・機械など基礎工学の知識のほか、海外からの情報も多いので、語学力も必要とされる。
労働条件・職場環境の特徴
勤務先は、電力会社(原子力発電所)、原子力専業会社、電機メーカー、建設会社等で、大企業が多い。就業者は男性が多い。
賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。原子力発電所は24時間運転のため、交替制勤務が一般的である。
仕事によっては、放射線の影響をうける環境下で働くこともある。このような職場では、従事者の受ける放射線量が国の基準以下であることはもちろん、それよりはるかに少ない独自の基準を設け、厳しい管理体制のもと、従事者が受ける放射線量を最小限にする努力がなされている。
原子力発電を取り巻く環境は、東日本大震災以来大きく変わり、国内の原子力関連事業の規模は縮小傾向にある。一方で、廃炉や安全な稼働に向けた技術開発や、研究者の育成は今後も求められている。