ノンデスクワーク

パン製造、パン職人

別名・呼称: パン製造設備オペレーター, 食パン製造工, パン生地仕込工, パン製造工, パン焼成工

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.23 / 5.0 518職種中 381位
体を動かす 2.84 / 5.0 518職種中 129位
外部顧客との接触 2.56 / 5.0 518職種中 408位
正社員比率 41.7% 518職種中 376位
報酬・収入スコア 3.12 / 5.0 518職種中 104位
専門性 2.85 / 5.0 518職種中 402位

主な関連免許・資格

食品衛生責任者特級パン製造技能士1級パン製造技能士2級パン製造技能士

仕事の概要

製パン工場や個人経営店(ホームベーカリー)でパンを製造する。  原材料の選択から焼き上げまでの全てを、一人から数人で行う小規模なベーカリーもあれば、一方では、自動化された生産ラインで100種類以上のパンを大量につくる大規模な工場もある。工場では仕事が分業化されており、生地をつくる仕事、成形の仕事、焼き上げの仕事に分かれる。  パン製造の仕事は朝が早い。小麦粉、イースト、塩、砂糖、油脂、粉乳、卵などの配合原料を、ミキサーと呼ばれる機械を使って混ぜ合わせ、練り上げて生地をつくる「仕込み」から始まる。次にパンに使うクリームを炊き上げたり、ジャムやあんの硬さを調節したり、レーズンのようなドライフルーツ類を細かく切るなど製造のために必要な準備をする。  仕込みが終わった生地の練り具合、硬さ、温度はパンの品質や出来映えに影響するので、細心の注意が求められる。生地を発酵させた後、一定量に分割し、手や機械を使ってパンの形を整える。成形した生地を型や鉄板の上に収め、一定の温度・湿度に保たれたホイロ(醗酵室)に入れて生地を膨脹させる。  パンの種類に応じてオーブンの温度、時間を設定し焼き上げるが、この工程での的確な調節によって、パンの焼色や香りが作り出される。焼き上げたパンは、網棚状のラックに並べ自然放冷した後、そのまま店頭に並べたり、食パンのようにスライス、包装などの加工をして販売する。機械化された工場では温度、湿度をコントロールした冷却工程によって冷却後、包装工程を経て出荷される。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  ミキサー、オーブン、調理道具(包丁、ガスコンロ等)

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 6.3%
高卒 35.4%
専門学校卒 22.9%
短大卒 8.3%
高専卒 4.2%
大卒 27.1%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 0.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 31.3%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:56.3%
特に必要ない 56.3%
1ヶ月以下 8.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下 12.5%
6ヶ月超~1年以下 2.1%
1年超~2年以下 4.2%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 16.7%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:58.3%
特に必要ない 58.3%
1ヶ月以下 2.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下 6.3%
6ヶ月超~1年以下 2.1%
1年超~2年以下 2.1%
2年超~3年以下 2.1%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 27.1%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):6.3%/1年超:10.4%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 6.3%
1ヶ月以下 18.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下 29.2%
6ヶ月超~1年以下 16.7%
1年超~2年以下 10.4%
2年超~3年以下 0.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 0.0%
10年超 0.0%
わからない 18.8%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、食品についての基礎的な知識を持っていることが望まれる。パンは種類によって原料配合や製造方法が異なるため、パンづくりの技術を習得するにはかなりの実務経験が必要となる。一般的にはパン製造の現場で経験を積んでいく。  機械化された大規模な製パン工場では、製パン工程が分業化されているケースもある。  一般的な製パン工場では入職後、原料の秤量などパン製造の準備工程を担当し、製造するパンの種類や製造の流れを覚えた後、成形や焼き上げの工程を担当して機械の操作を習得し、経験を積むとパンの品質にとって重要な仕込みの工程を担当するようになる。企業によって期間は異なるが、入職後6~7年程度で、本人の適性と能力により「班長・主任」などの現場の監督職に昇進する可能性がある。  また、専門学校などで指定された学科を卒業した人や2年以上実務を経験していれば、厚生労働省の定める技能検定の「パン製造技能士」の受験資格を得ることができ、キャリアアップする際に有利となる。  独立して開業する人もおり、パンを焼く小型のオーブンを設置し、焼きたてのパンを売る店が話題を集めることもある。また、独立開業する場合には、「食品衛生責任者」の資格の取得なども必要である。

労働条件・職場環境の特徴

ホームベーカリーやパン製造工場以外にも、菓子製造業や大きなホテル、デパート、スーパー等の中にパンをつくる部門を持っているところがある。  大規模な工場ではパン製造工程が細かく分けられるなど作業が単純化しており、パートタイマーも多い。  パンの製造は、仕込みから包装まで長時間かかるため、早朝から深夜までの作業が必要となる場合もあり、勤務は交替制を採ることもある。屋内での立ち作業が中心で、機械化の進んでいない小規模なベーカリーでは、パンを焼く作業では高温の環境で仕事をするなど、ある程度の体力が必要である。  大規模な製パン工場では機械化が進み、機械の監視作業などが中心となっている。小規模なベーカリーでは、洋菓子製造などと兼業し店の特色を出すケースもある。