ノンデスクワーク

産業用ロボットの設置・設定

別名・呼称: 産業用ロボット組立・据付工, 産業用ロボット設置・設定工

適性レーダーチャート

PC作業・身体負荷・顧客接触・正社員比率・報酬・専門性のバランス

パソコン作業体を動かす外部顧客との接触正社員比率報酬・収入スコア専門性

・各軸は公的データに基づく相対スケール(外側ほど高い傾向)で描画しています。

・別の職種を選択すると、オレンジ色のポリゴンが重ねて表示され適性の差が一目でわかります。

レーダーチャート項目の詳細数値・全職種中順位

項目名 この職種の値 518職種中の順位
パソコン作業 2.59 / 5.0 518職種中 301位
体を動かす 2.32 / 5.0 518職種中 311位
外部顧客との接触 3.30 / 5.0 518職種中 217位
正社員比率 95.0% 518職種中 22位
報酬・収入スコア ― 518職種中 446位
専門性 ― 518職種中 446位

仕事の概要

産業用ロボットを設置し、稼働させるための機械の据え付け調整、初期設定、及びシステムの構築等を行う。  ロボットには、生産工程等で使用される産業用ロボット、危険な環境の中で作業を代行するロボット、家事や介護等を支援する日常生活支援ロボットなどがある。ここでは主に産業用ロボットについて述べる。なお、産業用ロボットとは、自動制御によるマニピュレーション機能又は移動機能をもち,各種の作業をプログラムにより実行でき,産業に使用される機械のことを言う。産業用ロボットは、FA(factory automation)などの自動化システムに組み込まれて初めてその機能を発揮する。  産業用ロボットの設置・設定の仕事は、その自動化システムの構築やそれに必要な部品の製作、ロボットティーチング、システムの組立・据え付けなどが主なものとなる。  このような業務を手掛ける企業をロボットシステムインテグレーター(ロボットSIer:エスアイアー)と呼ぶこともある。なお、同企業では、設置・設定だけでなく、ロボットを使用した導入提案や組み立て等も行う。  ロボットSIerは全国に約1,000社あり、従業員が10人から200人位までの中小規模の企業が圧倒的に多い(2018年5月時点*1)。なお、広義のロボットSIerは、専業の企業だけでなく、複数の企業が協業体制を組んだり、ユーザー企業やロボットメーカーの1部門がシステムインテグレーションを行う場合も含まれる。 *1 経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室、一般社団法人 日本ロボット工業会 ロボットシステムインテグレータのスキル読本[第一版] ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  パソコン

この職業に就くまで(働いている人の回答)

厚生労働省 job tag の調査データに基づき、実際に働いている就業者の回答割合を表示しています。

学歴

高卒未満 0.0%
高卒 25.0%
専門学校卒 20.0%
短大卒 0.0%
高専卒 5.0%
大卒 55.0%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) 15.0%
博士課程卒 0.0%
わからない 5.0%

入職前の訓練期間(学歴を除く)

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の訓練等の期間(学歴を除く)

特に必要ない:40.0%
特に必要ない 40.0%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 10.0%
6ヶ月超~1年以下 10.0%
1年超~2年以下 5.0%
2年超~3年以下 10.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 5.0%
10年超 0.0%
わからない 20.0%

入職前の実務経験

この職業で働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間

特に必要ない:45.0%
特に必要ない 45.0%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 5.0%
6ヶ月超~1年以下 5.0%
1年超~2年以下 5.0%
2年超~3年以下 5.0%
3年超~5年以下 0.0%
5年超~10年以下 15.0%
10年超 0.0%
わからない 20.0%

入職後に一人前になるまでの期間

この職業に就いた後、周囲から特別なサポートが無くても一般的な就業者と同じように働けるようになるまでの期間

必要でない(未経験でもすぐに即戦力):0.0%/1年超:85.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる) 0.0%
1ヶ月以下 0.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下 0.0%
6ヶ月超~1年以下 5.0%
1年超~2年以下 30.0%
2年超~3年以下 10.0%
3年超~5年以下 25.0%
5年超~10年以下 20.0%
10年超 0.0%
わからない 10.0%

この職業に就くには(就業ルート)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新卒の場合は、大学や高専、専門学校の機械工学・電気・電子系、情報系の学部を卒業してロボットSIerやロボットシステムインテグレーション部門をもつ企業に入社して、ロボット関連の職場に配属されるというのが一般的である。採用については、大企業では新卒採用が全体のほぼ半数で、中途採用はその半数程度となっている。中小企業では新卒採用と中途採用はほぼ同程度となっている。  産業用ロボット(定格出力が80W未満のものを除く)にかかわる仕事に就く場合は、労働安全衛生規則第39条に基づいた産業用ロボットの教示等の業務及び検査等の業務に係る安全衛生特別教育を受けなければならない。これは、ロボットの設置やメンテナンスを行う職業だけでなく、ロボットシステムを導入する企業でも同様である。  求められる資質としては、ロボティクス(ロボット工学)に関する知識はもちろんであるが、ロボットシステムインテグレーションが主業務となるため、導入提案やユーザーのニーズの聞き取りなど顧客企業と的確なコミュニケーションをとって、適切な提案、設計ができる能力が必要である。慢性的に人材が不足している業界でもあり、ステップアップした後は後輩を育てる指導性も求められる。

労働条件・職場環境の特徴

基本的に企業の中の職務(仕事)であり、労働時間や給与などは、各社の社内規定に準拠している。給与についてはスキルの社内での基準により決めているところもあるが、明確な基準を設定しているところは少ない。なお、中途採用については前職の報酬基準をベースにしているところもある。  80W規制が緩和されて以来、生産ラインに人間と並んで作業する協業ロボットが生まれている。産業用ロボットのほかにも、コミュニケーションロボットや医療・介護ロボット、自動搬送ロボットなどが注目されている。今後もロボットを組み込んだシステムを構築する技術者の役割はますます重要になるとみられる。